キッチン家電

毎日のごはん作りが楽しくなる! 2021年こそ買いたいキッチン家電5選(2ページ目)

在宅時間が増え、自炊や家族で食卓を囲む機会が増えた人も多いのではないでしょうか。ニューノーマルな暮らしの中で役立つキッチン家電を、家電+ライフスタイルプロデューサーの神原サリーが厳選してご紹介します。

執筆者:神原 サリー

しっとりおいしい“せいろ蒸し”が電気なら手軽に! エムケー精工「電気せいろ」

エムケー精工「TEGARU=SEIRO(手軽せいろ)EM-185K」

エムケー精工「TEGARU=SEIRO(手軽せいろ)EM-185K」

せいろを使った蒸し料理の良さは、蒸気でムラなく食材を加熱できるだけでなく、水分をほどよく加えながら熱を入れるので肉や魚がジューシーに仕上がることにあります。しかも電気せいろは、タイマーで時間をセットしたら、火加減やひっくり返す手間などが不要で、ガスのせいろでありがちな「せいろのふちが焦げた!」なんていう心配もありません。

手作りでなくても、チルドや冷凍の焼売や肉まんなどをこの電気せいろで蒸せば、蒸気と一緒に木の香りがして本格的な点心を作っている気分になれること請け合い。レンジでの温めと違い、ふっくらしっとり仕上がりますし、時間が経っても硬くなりにくいのがいいなと思います。
冷凍やチルドの点心もふっくらおいしく本格派の仕上がりに

冷凍やチルドの点心もふっくらおいしく本格派の仕上がりに

「TEGARU=SEIRO(手軽せいろ)EM-185K」は直径18cmのせいろが2つ付属していて、2段調理もOK。スペースを取らないのに思いのほかたっぷりと調理でき、せいろを平皿にのせて、そのまま器として使えるのもいいですね。使い方のコツとしては、せいろを長持ちさせるためにクッキングシート(もしくはキャベツの外葉など)を敷くこと。洗った後は水気を切ったら、風通しのいいところで十分に乾かすことがポイントです。S字フックに吊るしておくと上下左右からまんべんなく風が通るのでぜひ。
 

ラーメンもパスタもこれ1つだから、ランチに重宝! シロカ「おりょうりケトル ちょいなべ」

シロカ「おりょうりケトル ちょいなべ」。カラーはホワイトとブラック

シロカ「おりょうりケトル ちょいなべ」。カラーはホワイトとブラック

これが1台あれば、お湯を沸かすのから1~2人分の料理までガス台の前でなく、作りたい場所でできるのがシロカの「おりょうりケトル ちょいなべ」です。40~100℃まで無段階に温度調整できるので、緑茶や紅茶、コーヒーなど飲み物に適したお湯を沸かせるのはもちろんのこと、ありあわせの野菜や卵を落としたインスタントラーメン作りや1~2人分の鍋など自由自在。焦げやすいチーズフォンデュや、好みの温度で飲みたい日本酒の燗にも活躍します。

彩り用のさやいんげんやオクラなど、ちょっとした茹でものをしたい時にもサッとお湯を沸かしてすぐに調理可能。ゆで卵づくりにも良さそうです。疲れた夜には牛乳を温めてロイヤルミルクティーでリラックスするのにも役立つのでは。
トマトスープに残りご飯を入れてリゾットに。テーブルで調理できるのが便利です

トマトスープに残りご飯を入れてリゾットに。テーブルで調理できるのが便利です

フタがしっかりとはまり、お湯を注ぐときに外れないようにして、ケトルとしての使い方をきっちりと押さえて設計されていますし、本体から外すと電源がオフになる安全性など機能面へのこだわりもばっちり。ただし、お鍋を外した後の本体は高温になっているので、その点だけは気をつけてくださいね。


内径18cmの大きさ感や使い勝手のよさは、アルミを打ち出した片手鍋の“行平”のよう。新モデルでは湯切りもできるようになっているので、パスタをこれで茹でて湯を切り、ソースを加えて再加熱して仕上げる……という使い方も。鍋部分は、丸ごと水洗いできる仕様になっています。デザインもシンプルでスタイリッシュなので、この春に一人暮らしを始めるお子さんにそろえてあげるのもよさそうです。

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