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タブレットで絵手紙を描こう・1月号 水彩7で描く寒中見舞い

タブレットを使って絵手紙を描く方法をご紹介する1回目は、「水彩7」を使って、寒中お見舞いに添える絵を描きます。少し先の季節を先取りして、梅の花を水彩筆で描く方法をご紹介します。

土屋 徳子

執筆者:土屋 徳子

CG・画像加工ガイド

寒中お見舞いを水彩風の絵手紙で描いてみませんか?

ペンタブレットを使って絵手紙を描く方法をご紹介する1回目は、水彩風の絵をパソコンで描くソフトとして大変定評のある「水彩」の新しいバージョン「水彩7」(Windows)を使って、寒中お見舞いに添える絵を描きます。

寒中見舞いとはいえ、少し先の季節を先取りして、春を呼ぶ絵柄の方が好まれるかと思います。そこで今回は梅の花を水彩筆で描く方法をご紹介します。

パソコンで描くとは言っても、いきなり白紙から描くのは難しいものですが、「水彩」には写真を下絵にして透かして読み込む便利な機能があります。この下絵を元にして、手軽に水彩風の絵を描くことができます。

今回はこのような写真を元にして
描いていきます

作画には「WACOMペンタブレット Intuos3 PTZ-630」を使用しています。

もくじ

下絵写真を読み込みます
紙の質感(テクスチャー)を選びます
枝の下部を描きます
枝の上部を描きます
花を描きます
花をコピーして貼り付けます
背景を色づけて花を透かせます
文字を加えて完成です


下絵写真を読み込みます

水彩7」を起動します。白紙のキャンバスが開きますので、ここに下絵となる写真を読み込みます。メニューバーの[ファイル→トレース画像を開く]を選択します。

レイヤーの種類」で「カーボン紙」を選びます。写真が背景に読み込まれ、半透明で表示されます。

ちなみに「セロファン」を選びますと、写真がそのままはっきりと映し出されます

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紙の質感(テクスチャー)を選びます

「水彩7」では、あらかじめテクスチャーを設定することができますので、紙の色や凹凸感を目で楽しみながら描くことができます。テクスチャーはあとから調整や変更もできます。

テクスチャーの設定は、メニューバーの[画像→テクスチャー効果]を選びます。
あらかじめ用意されているいろいろなテクスチャーから、ここではつむぎ」を選んでいます。
OK]をクリックして決定します。




このような淡く緑がかった
横縞の凹凸の質感が加わりました

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次のページでは、絵の具の色や筆を選び、ペンタブレットの筆圧を利用して枝を描きます。

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