ゴミを減らすことを意識すれば節約になる
さまざまな環境問題が叫ばれる現在、「ゴミを減らす暮らし」というのは当たり前と思われるかもしれません。しかし私たちの実際の暮らしの中では、毎日のようにゴミが出ているのを実感していることでしょう。そのゴミの中には食料品の残飯からDMなどの紙ごみ、不要になった衣類などがあり、生活している中で出てしまうので避けられないようにも思うかもしれません。しかし暮らしの中で少しだけ意識すると、そのゴミを減らすことも可能になってきます。今回は家から出るゴミを少しでも減らすことができる暮らし方について、考えてみたいと思います。
ペットボトルや缶飲料をかえてみる
家で飲むものをペットボトルや缶で購入している人も多いかと思います。それをもし、家でお茶を沸かすという方法にかえられるようであれば、ゴミは一気に少なくなります。何よりも、ゴミ処理もラクになります。資源ゴミとなるペットボトルや缶飲料は、捨てるときにラベルを剥がしたり、中を洗ったり潰したりと、やらなくてはならない作業もたくさんあります。また、月2回など収集日が決められている地域では、それまでの間ゴミを溜めておかなければなりません。
ペットボトルなどを買うのをやめて、袋入りの茶葉を煮だして捨てるだけとなれば、家の中での保管場所も不要ですし、捨てるための作業も一気にラクになります。
捨てていた部分も食べてみる
食材の中で野菜の皮や軸など、捨ててしまっていた部分も、意外と多くのものが食べることができるのをご存知でしょうか。葱に関していえば、地域によっては青い部分も食べるのが普通となっていますが、捨ててしまっている家庭も多いのが現状。白い部分よりも青い部分のほうが栄養価も高いので、是非食べたいところです。買った食材の捨てていた部分も食べる習慣に変えると、キッチンから出るゴミをグッと減らすことができますし、節約にもつながります。
再利用できるものは再利用する
家の中で何か必要になったとき、今あるものを見回してみると、意外と家の中に再利用できるものが存在している場合があります。分かりやすい例でいうと、文房具を整理するトレイが欲しいと思ったとき、お菓子が入っていた缶を再利用してみたらサイズがちょうど良かったというようなこともあります。「何か買うなら先に探す」これを習慣にすることで支出も減りますし、ゴミも減らすことができるようになります。
売れるものはとにかく売る
スマホのフリマアプリが普及してからというもの、個人が物を売りやすい時代となりました。今までなら大掃除をして「もう使わないな」と思ったものは片っ端から捨てていたものが、「とりあえず売ってみよう」という流れになった人も多いのではないでしょうか。自分が不要となったものも、必要としてくれる人がいることもあります。高く売れなくてもいいから、とりあえず売ってみるを習慣にすると、ゴミを減らすことができる上、お小遣いを増やすことにもつながります。「節約しなくちゃ」と意識すると、どこか精神的に圧迫感をおぼえる人もいるかもしれません。しかし「ゴミを少なくする暮らしをしよう」ということでしたら、意外と続けられるものです。ゴミを減らす暮らしが習慣づいてくると、日々の出すゴミの量も目に見えて減っていくので楽しくなるかもしれません。視点を変えてゴミを減らすことをゲーム感覚で楽しんでみてはいかがでしょうか。
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