2020秋冬のトレンド「カフェオレコーデ」「スタバ配色」とは?
マイルドで、苦味もほんのり感じられるドリンクは、目でも味わえる
2020秋冬のトレンドとして、ブラウンのアイテムを使った「カフェオレコーデ」「スタバ配色」が注目されています。
カフェオレは、コーヒー(ブラウン)とミルク(ホワイト)を合わせたもの。スターバックスのラテやカプチーノは、エスプレッソにミルクを注いだもので、ブラウン系の濃淡のグラデーションになっています。
ただ、ブラウン系アイテムの組み合わせは、一歩間違えると野暮ったく見えてしまうことも。「カフェオレコーデ」「スタバ配色」が垢抜けて見える、3つのポイントをご紹介します。
<目次>
1. フェミニンなアイテムでブラウンを取り入れる
リラックス感のあるジャージ素材のマーメイドワンピース 出典:WEAR
2020秋冬のブラウンは、フェミニンに取り入れるのが正解。
たとえば、マーメイドラインのワンピース。厚底ブーツのようなハードなアイテムと組み合わせると、今シーズンらしい着こなしになります。
フレアスカートでチェック柄をフェミニンに 出典:WEAR
クラシックな雰囲気のチェック柄も、フレアスカートで女性らしく。ダークブラウンのトップスにミルキーホワイトのジャケットコートを合わせれば、まろやかな雰囲気が出ます。
スカートとブーツのトーンに統一感を持たせると、スタイルアップにもつながります。
2. ブラウンと相性のいい差し色を選ぶ
鮮やかなオレンジやシャーベットオレンジを差し色にしても◎
スターバックスのドリンクは、カップの柄のグリーンが差し色になっています。ブラウン・グリーンは、どちらもリラックス感のあるナチュラルカラー。心地よいハーモニーを奏でます。
ブラウンは「暗いオレンジ」なので、鮮やかなオレンジやシャーベットオレンジは同系色。ブラウンの濃淡が単調になってしまうときは、オレンジ系を差し色にしてもよいでしょう。
もう少し変化をつけたければ、類似色相(色相差60度程度)の赤紫や黄緑、メリハリを効かせたい場合は、対照色相(色相差180度前後)の青緑や青との組み合わせもおすすめです。
3. アクセントカラー・サブカラー・セパレーションカラーとして差し色を使う
差し色には、視線を集める「アクセントカラー」や「サブカラー」、全体の調和を整える「セパレーションカラー」の3タイプがあります。ブラウン系の濃淡でまとめると統一感はありますが、無難すぎるかも?と感じたら、差し色を取り入れてみてくださいね。
■くすみオレンジのバッグを「アクセント」に
くすみオレンジのバッグをアクセントカラーに 出典:WEAR
カフェオレ色とオフホワイトのストライプ柄プリーツスカートに、ベージュのボリュームニットを合わせたワントーンコーデ。
くすみオレンジのバッグがアクセントになりつつ、優しい雰囲気にまとまっています。
■抹茶色のニットベストを「サブカラー」に
抹茶色のニットベストをサブカラーに 出典:WEAR
ベージュ系チェック柄プリーツスカートに、ブラウンのバッグとシューズを合わせた濃淡コーデ。
抹茶色のニットベストをサブカラーとして使うことで、リラックス感のある装いとなっています。
■Tシャツの白を「セパレーションカラー」に
カフェオレ色とイエローグリーンのコーデ 出典:WEAR
カフェオレ色のケーブル編みローゲージニットに、鮮やかなイエローグリーンのパンツをコーディネート。ニットの裾から見えるTシャツの白がセパレーションカラーとなり、難易度の高い配色の調和をはかっています。
コーディネートに合わせて、差し色を楽しんでみてくださいね。
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