普段使いできる防災グッズを揃えよう

防災グッズ

防災グッズを準備していますか?

今年も台風や大雨、地震などの自然災害が日本各地で発生しています。災害に備えて、防災グッズをしっかりと用意している!という方もおられますが、実際はまだ備えが十分ではない方も多いのではないでしょうか。

私は防災士として皆さんに防災グッズの収納場所や中身について指南しているのですが、いざという時にしか使わないものだからお金をかけたくないと、なかなか手を出せない方もいらっしゃいます。

そこで見つけたのが、通販サイト“フェリシモ”から販売されている、普段使いもできそうな防災グッズが入っている「スペースエマージェンシーキット」。
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普段使いを意識した防災グッズ

防災キットは世の中にたくさんありますが、普段から使えるグッズを集めたものは珍しいですよね。この“普段使っているからこそ、緊急時も使える”というキーワード、ものすごく共感します。

今回はこちらのフェリシモのキットを参考にしつつ、まずご家庭で揃えておいてほしい防災グッズ3つをご紹介します。
 

1. お金・スマホ・薬が入るポシェット 

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入れたままスマホ操作ができるポシェット

災害時「今すぐ逃げなければならない」という状況におかれることがあります。そのときに絶対に持っておきたいモノは何ですか?

・お金
・スマホ
・モバイルバッテリー
・薬(持病がある方)
・絆創膏
・ハンドサニタイザー
・カイロ(冬の場合)

私は上記を想定しました。これらを普段からまとめてポシェットに入れて、バッグインバッグとしておくのはいかがでしょうか。好みのポシェットがある場合はもちろんそれでも構いません。できれば、軽くて肩から掛けられて両手が空くバッグがいいですね。

ちなみに、フェリシモのキットに入っているポシェットは、スマホを入れたまま操作できる点、充電コードやイヤホンコードを通す穴がついている点で工夫されているなあ、と感じました。
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コードを出す穴がついています

 

2. 雨対策には“ポンチョ”を 

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雨の日には“ポンチョ”という選択

災害時に雨が降っているという場合、傘では到底太刀打ちできないほどの暴風雨という場合も考えられます。そこでおすすめしたいのがポンチョ。ポンチョなら、両手が空きますし、暴風でも傘のように壊れません。また、とにかく軽いので、毎日バッグに入れていても気になりません。

フェリシモのキットに入っているポンチョは、簡易的な目隠しテントになる、という機能つき。屋外での使用は推奨されていませんが、避難所なら、真ん中の縦ラインに沿って付属のロープで持ち上げ、パイプ椅子を両サイドに置いてロープをくくりつけ、四隅(黄色いタグ部分)に2Lのペットボトルを置けば三角形の簡易テントになる、というしくみです。大人が寝るほどの大きさはありませんが、目隠しテントで子供のおむつ替えはできそうです。

実際にポンチョを広げたらこんなに大きくなりました!
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畳二畳分ほどの大きさになりました

広げてこの大きさがあるなら、避難所でスペースを確保したり、床が濡れているときに敷いたり、ブルーシート代わりに家の損傷の応急処置にも使えそうですね。

私は今までバッグに折り畳み傘を入れていたのですが、今回このポンチョをみて「コンパクトに折りたためるポンチョの方が様々な用途があっていいのでは?」と考え直すようになりました。
 

3. 踏み貫き(ふみぬき)防止のルームシューズ 

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ルームシューズにひと工夫を!

私は阪神・淡路大震災を経験しており、それ以降枕元に必ず靴を用意しています。災害時に床に散乱したガラスの破片でのケガを避けるためです。

もし、「もう手放そうかな」と思っているキャンバススニーカーをお持ちでしたら、ぜひ一足枕元に置いてくださいね。踏み貫き防止対応のスリッパを購入して、普段使いするのも手です。

フェリシモのルームシューズは靴底部分に“踏み貫き防止”機能があり、さらに防寒もできるのです。フワッとした履き心地で軽く、冬の寒い時期にお家の中で大活躍してくれそうです(※お洗濯は想定されていませんのでご注意くださいね)。

実際に履いてみると、羽毛布団の中に足を入れたような感覚でした。我が家もこれを機に、家で履くルームシューズを災害時も使えるモノに買い替えたいと思います。
 

最後に

防災キットは無理に市販品で揃える必要はありません。おうちにあるモノをうまく利用したり、普段使いするモノに少し工夫をすれば“防災時にも役立つグッズ”として使えます。

まずは上記3つのグッズを揃えるところから始めてみてはいかがでしょうか。
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