先を見据えての貯蓄法を教えてください

 皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回のご相談者は、経済的に支えている母親と内縁状態の彼との今後について悩む36歳、パートで働く女性の方。結婚しても母親との同居はきびしく、経済的負担は続き、彼もまた親の面倒を見る可能性があるとのこと。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください(相談は無料です)

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60代の無職の母を養わなければなりません

60代の無職の母を養わなければなりません



■相談者
ぼくたんさん(仮名)
女性/パート・アルバイト/36歳
関東/賃貸住宅
 
■家族構成
母(無職/60代)
 
■相談内容
60歳無職の母と事実婚状態の彼との今後が心配です。36歳アルバイトで、20歳の頃から無職の母を養いながら生活をしてきたため貯金がほぼありません。母は離婚をしてから仕事をしていましたが、私が18歳で就職し始めてから気力を失い始め仕事も続かず引きこもり気味になりました。途中で始めたアルバイトで腰を痛め長時間歩くことが不可能、持病のぜんそくもあり仕事への意欲は0です。私が20代の頃は仕事をしない母への反発で、生活費はあげながらも職を転々とし自由に生活をしていました。しかし30代になり母への仕事の強要は諦め、一緒に歩んでいこうという考えになりました。
 
その時点で貯金を始めたのですが、35歳で正社員で就職したところが収入が見込めず貯金を切り崩し、さらに体を壊し始めたので退職、そのときに貯金は0に。今はアルバイトに戻り再度将来のために貯金をしていきたいと思っています。
 
並行して付き合って6年の彼がいます。彼が付き合う前に購入した戸建てに今4年ほど一緒に住んでおり、お互いの家庭の事情もあり結婚はせずこれからも生活を共にしていく予定です。
 
母の話はしていますが彼からの理解は得られず一緒に暮らすことはありえません。将来的には今住む彼の家の近くに母を引っ越しさせ面倒をみていきたいと思います。年齢的にも子どもを産みたいと思いましたが、貯金もなく母のこともあり半分は諦めています。こんな生活の中、先を見据えての貯金方法などご教示いただけると幸いです。私と母の保険も加入したいと考えています。彼は39歳、派遣社員です。手取り収入は同じくらいですが、自身の親御さんと私の母の面倒をみることは厳しいという考えです。私が万が一働けなくなり母が生活保護を受けることを想定したときに、結婚していないほうがよいのではという見解も示しています。
 
■家計収支データ
 
相談者「ぼくたん」さんの家計収支データ

相談者「ぼくたん」さんの家計収支データ




■家計収支データ補足
(1)母親の健康状態(無気力、引きこもりの要因)
持病のぜんそくなどがある。ただし、現在ぜんそくは発作もなく、投薬と2カ月に1度通院する程度。
 
(2)母親の公的年金
中学卒業後すぐに働いており、年金受給の加入年数はクリアしているとのこと。ただし、年金額、資産は不明。

(3)子どもについて
資金的余裕があれば産みたいが、収入が途絶えたり、減収が怖く、かつそれにともなって母親の生活が支えられなくなると思うと、きびしいと考えている。
 
(4)コロナウイルスの影響
彼が雇い止めになり、失業保険を申請。現在、就活中。
 
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 選択肢を増やすため貯蓄ペースは維持
アドバイス2 資金的に彼を頼れないリスクを考えるべき
アドバイス3 どこかで一本線を引く覚悟が必要
 
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