ドコモの場合、携帯電話の購入方法は2種類あります。違う点は何なのか、どちらで購入したほうがお得なのでしょうか?
購入方法は2種類ある
NTTドコモの場合、購入方法は大きく分けて2つあります。1つは「ベーシックコース」という方法。もう1つは「バリューコース」という方法です。「~コース」という名称から「料金プランかな?」と思いがちですが、買い方のことなのです。
携帯電話は、新規購入かどうか、機種変更ならば契約変更(mova→FOMAにする)や現在の機種の利用期間によっても購入価格が変わる場合があります。
今回は、首都圏の某ショップの新規加入時の購入価格を元に比較してみました。
ベーシックコースとは
ベーシックコースは、以前とほぼ同様の買い方と考えて良いでしょう。特徴は、販売価格から15,750円割引される点と、「2年間同一機種を利用する約束」をしなければいけない点です。“2年間使う代わりに割り引きされる”という仕組みになっています。
万一、2年以内に解約や機種変更をした場合は、ベーシックコース解除料として残月数×630円を支払わなければなりません。
ベーシックコースで購入するメリットは2つあります。1つは、購入金額が安くなること。一括払いで購入するならば、ベーシックコースで買えば15,750円割引されるわけですから、“購入時”はお得です。もう1つは、その月や翌月に買い換えたり、短期解約する場合にお得な点です。2ヶ月目までならば、ベーシックコース解除料が購入代金割引額よりも安いからです。(*1)
ベーシックコースで購入するデメリットも存在します。1つは、基本使用料がバリューコースと比べて900円前後高い(最大割引適用時)点です。もう1つは、24ヶ月以内に解約・機種変更した場合、ほとんどのケースでバリューコースと比べて損をしてしまう点です。基本料金の高さにベーシックコース解除料が加わると、3・4ヶ月目(*2)から損をする計算になります。
*1……ベーシックコース解除料は、購入月~翌月末は1ヶ月目として計算されるので、購入のタイミングによってバリューコースとの比較は誤差が生じる場合があります。目安としてお考え下さい。
*2……契約する料金プランによって変わってきます。