ソンバーユ,薬師堂,馬油

蓋付きの瓶に入った薬師堂の「ソンバーユ 無香料」

「無人島にひとつだけ持って行けるとしたら、美容に関するアイテムでは何を持っていくのか?」――そう問われら、私は迷わずいつも同じ答えをします。

それは、「馬油」です。その理由は、馬油が驚くほど多機能なアイテムだから。

今回は、ミニマリストにイチオシの究極のシンプル美容を叶える「馬油」と、それを使った美容法をご紹介します。
   

馬油ってどんな商品?

馬油とは、文字通り馬の油のこと。馬のたてがみや皮下脂肪などから抽出されたもので、古くから愛されてきました。日本には奈良時代に中国から伝わったと考えられていて、火傷や傷あとのケアにも用いられていたことがわかっています。

 

馬油を使うことで期待できる効果

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ベタつきはそれほど気にならず肌にツヤが出る


馬油は人の皮脂に近いため、全身の保湿・保護ができ、全身のケアを叶えることができるため、美容のミニマリスト化が可能です。

洗顔、顔の保湿のほか、馬油クレンジング、馬油パック、手やつめのお手入れ、ひじ・ひざ・かかとのケア、花粉症対策として鼻や口などの粘膜のケア、おへその掃除、頭皮や毛髪、スカルプケア、腰痛肩こりなどのマッサージにも活用できます。馬油100%のものであれば、妊娠中や出産後の使用もできるそう(※株式会社薬師堂/使い方と効能 参照)。

 

私が馬油を使い始めたきっかけ

私が馬油を使い始めたのには大きなきっかけがあります。それは、10年ほど前、40年くらいずっと馬油を愛用しているという70代の女性との出会いです。その女性は年齢を感じさせない驚くほど若々しく美しい肌の持ち主でした。その方の美容法を知りたくて何度か取材させていただきましたが、馬油をメインにしたシンプルケアを実践されていたんです。

その方の美容法をヒントに馬油に注目した私は、これまで洗顔をはじめとする馬油を使った数多くの美容法にチャレンジしてきました。以下、詳しくご紹介します。

 

スキンケアとして使う場合

(1)クレンジング
乾いた手のひらにさくらんぼ大の馬油を取り、手のひらを合わせてよく温めます。それからメイクした状態の乾いた肌にのせ、指でクルクルとなじませていきます。その後、ティッシュを肌にのせて手のひらで軽く押し当ててからやさしくティッシュを剥がします。そして、ぬるま湯で軽く濯いでから洗顔をします。

(2)洗顔
乾いた手のひらにさくらんぼ大より少なめに馬油を取り、手のひらを合わせてよく温めます。それから乾いた肌にのせ、指をクルクルと動かしながら顔全体の汚れを落とします。その後、ティッシュを肌にのせて手のひらで軽く押し当ててからやさしくティッシュを剥がします。そして、ぬるま湯で軽く濯いでから洗顔をするか、化粧水や乳液を含ませたコットンでやさしく顔を拭き取ります。

(3)顔の保湿
オイルというと、スキンケアの最後に使う人が多いかもしれません。しかし、馬油は人の肌になじみやすい性質を持っているので、肌に塗ることで水分が入りやすい状態に導く効果があります。そのため、クレンジングや洗顔を終えたすぐの肌に馬油を塗り、その後に化粧水を塗るのがおすすめ。化粧水を塗ってからお好みで美容液を使うのもOKです。

(4)アフターサンケア
馬油はアフターサンケアにも最適です。しかし、クレンジングや洗顔後すぐの肌に使うのではなく、まずは冷たいタオルや冷蔵庫に保管しておいた保冷剤などで火照りをある程度鎮めることが大切。その後、馬油を顔全体に少し多めに塗ります。そして、化粧水から始まるいつものスキンケアを行いましょう。

(5)リップケア
馬油はリップケアにも使うことができます。特に唇の乾燥や荒れが気になるときは、たっぷりめに塗ってラップで数分覆いましょう。その後、コットンに精製水か水を含ませて軽く拭き取ります。

 

ボディケアとして使う場合

お風呂上がりに浴室で軽く水気をバスタオルで拭いてから馬油を塗ります。その後、身支度を済ませてからでもいいので化粧水を重ね塗りしましょう。

 

ヘアケアとして使う場合

(1)頭皮のケア
シャンプー前の乾いた状態の頭皮に馬油を適量塗り、手の指の腹を使ってマッサージします。その後、軽くシャワーで洗い流していつも通りシャンプーやトリートメントを行いましょう。

(2)毛先の保湿
髪の保湿にも馬油を使うことができます。ただし、髪全体に塗ってしまうとボリュームダウンしてしまうので、毛先などパサつきや傷みが気になる部分にだけ少量塗るのがおすすめです。

 

馬油を使う上での注意点

馬油を使う上でいくつか注意事項があります。まずは、最後まで品質を劣化させずに使うために、必ずスパチュラなどで取り出してから使うこと。また、開封後は1年以内を目安に、できるだけ早めに使い切ることが大切です。

保管場所ですが、常温保存していると徐々に臭いが気になることがあるため、品質の劣化を避けるためにも冷蔵庫で保管するのがおすすめです。私自身は野菜室で保管し、手のひらで温めてから使用するようにしています。

 

数ある馬油の中で最もおすすめなのは「ソンバーユ 無香料」

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肌の上でとろける使用感も魅力

馬油といっても液状のものやクリームタイプ、バームタイプ、香りがついたものなどいくつか種類があります。しかし、馬油が持つ効果をよりダイレクトに実感したいなら馬油だけで作られたものを使うのがおすすめです。私がずっと使い続けているのは、薬師堂の「ソンバーユ 無香料」。薬師堂の馬油は、日本で初めて化粧品原料として認められた馬油であり、ソンバーユは馬油100%で作られている商品で、薬師堂のロングセラーとなっています。

ソンバーユの特徴は、とろけるようなテクスチャー。他のオイルと比べてサラッと軽く、肌へのなじみも◎。また、無香料タイプは冷蔵庫で保管すれば臭いが気にならないのがうれしいポイント。しっとりとしてしなやかでツヤのある肌へと導いてくれるところにも惹かれています。

化粧品であるのにも関わらずこれほど多くの効果や使い方があり、マルチに使えるアイテムは他にないのではないでしょうか。高いコストパフォーマンスを誇る、優秀なアイテムの馬油。あなたもミニマリストケアをはじめてみませんか?
 
DATA
薬師堂|ソンバーユ(無香料)

容量:70ml
原材料 : 馬油100%
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。