離婚後、妻の不倫を知った夫の胸中は……

離婚後不倫発覚

タレントの木下優樹菜さんが突然の引退を発表した。正しくは、事務所が契約解雇を発表したといったほうがいいだろう。仕事に復帰すると宣言してから5日後のできごとにメディアは、その理由を探っているが、複数の男性関係の噂も出ている。本人が引退した以上、詳細はわからないままだろうが、離婚しながらも家族を支えていくと明言した元夫の胸中はいかばかりだろう。

似たような経験をした男性が話をしてくれた。

 

言動を責められて離婚を迫られ

3年前、結婚して15年になる妻から、いきなり離婚を切り出されたユウイチさん(45歳)。当時、中学生と小学生の子どもがいた。

「最初は何が原因なのかわかりませんでした。5歳年下の妻は、ちょっと世間知らずなところはあったけど、僕がそれを責めたことはない。近所のこととか親戚づきあいとか何でも相談してくるから、『もう結婚して長いんだから、一家の主婦として責任と自信をもって』と言ったことはあります。妻はそれがモラハラだと言うんですが、さすがにそれはないだろう、と。僕は子どもたちと離れたくなかったから、離婚は拒否しました」

すると妻は、ユウイチさんが出張中に、子どもを連れて実家に戻ってしまった。さらに弁護士をたてて協議離婚をするよう求めてくる。ただでさえ仕事の繁忙期であることがわかっていて、そんなことをしてくる妻に、彼は少しイラついたという。

「前からそういうことは多々ありました。僕が忙しくてできないのをわかっていて、今度の連休に旅行しようと言ったり。忙しい時期を抜けて、次の連休なら行けるよというと、もういい、と。妻は短大を出て、親戚が経営する会社で少し働いたことがあるだけで、あまり社会経験がないんですよね。おっとりしてていい人なんだけど、自分の思い通りにならないとかんしゃくを起こすこともある。子どもを理不尽に怒鳴ったこともあります。ただ、実家に戻ったなら、むこうのおとうさんもおかあさんもいるし、子どもたちにそれほど悪影響はないかもしれないといいように解釈していました」

妻は親に何を言ったのか、ユウイチさんは妻の両親からも離婚を迫られる。彼は義両親に会って話をしたいと言った。だが、娘の言い分を信じる義両親は会ってくれなかった。

 

裏切られていた事実が発覚

とにかく離婚したいと一点張りの妻。彼は、いつでも子どもたちに会ってもいいという条件をつけてくれるならサインをすると告げた。

「そうしたら、妻はいつでも勝手に連絡とりあって、と。結局、理由がわからないまま離婚届にサインしました。届を出して1ヶ月たつかたたないかの週末、中学生の長女が来たんですよ。一緒にランチをして、あれこれ話して最後、別れ際に娘が『おとうさん、舐められてるよ、おかあさんに』って。気になるじゃないですか。でも娘はそれ以上言わない」

今さら何を知ってもしかたがないとは思ったが、どうしても気になった。たまたま知人が調査会社を経営していたので、元妻の行動を調べてもらうと、なんと彼女にはつきあっている男性が少なくとも2人はいるという。

「こんなことを言うのは恥ずかしいんですが、妻は美人なんです。お嬢さんだからワガママだけど、つきあう分にはかわいいと思う。僕は妻に、どうしても“母親”であることを強要していたのかもしれません。彼女はもっと女として扱ってほしかったんでしょう」

そこは少なからず反省したというユウイチさんだが、それでも元妻の素行には我慢がならなかった。調査結果を義父に送って、せめて子どもたちに悪影響がないように配慮してほしいと頼んでみた。

「義父から連絡が来て会いました。そうしたら、義父は僕が悪いと。妻に浮気されるような男ではどうしようもないと言われて、さすがに僕もキレましたね。僕が浮気していたら、同じように言えるのか、と」

金で解決しようかと言われ、彼はさらに怒った。

あれから3年、現在、彼は長女と長男の3人暮らし。シングルファーザーとしてがんばっている。

「離婚して半年ほどで子どもたちが、僕のところに家出してきたんですよ。元妻や義父は帰ってこいと大騒ぎしたけど、子どもたち自身が帰らない、と。義母が子どもたちの養育費をときどきこっそり送ってくれるんです。あの家でまっとうだったのは義母だけ。でも義母は義父が怖くて表立って正論は言えずにいます」

不倫をしていたから母親として失格だと、ユウイチさんは思ったわけではないという。秘めた関係があったとしても、母として子どもに慕われていればそれでよかった。だが、あとから長女が話してくれたのだが、彼が出張しているときなどに、元妻はよく深夜に出かけていったという。明け方、家の前で母親が他の男と抱き合っているところを見たこともあるとか。

「娘にそんな思いをさせたことがイヤでしたね。それも義父に言ってみたけど、酔っていたんだろうと片づけられてしまった」

結婚し、子どもができたところからすでにこのふたりは夫婦として、何かがすれ違っていたのかもしれない。それを放置してきたから、自分にも罪はあると彼は言う。だからこそ、今は子どもたちと心を開いた関係を作っていきたい。

ときどき声を詰まらせながらそう言うユウイチさんを責めるような言葉はもちろん、軽々しく励ます言葉も出てこなかった。


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