au「買い方セレクト」のフルサポートコースは、ポイント付与率が高くなりポイントを使えば短期解約できると謳っていますが、実はここに落とし穴があったのです。

フルサポートコースとは?

auの「買い方セレクト」には、フルサポートコースとシンプルコースがありますが、フルサポートコースとは、2年間使うという約束で端末(携帯電話機)代金を21,000円割引にしてもらう買い方のことです。

フルサポートコースでは、2年未満で機種変更や解約をしてしまうと「契約解除料」が必要になり、解約しづらい環境にしているわけですが、auは「買い替えもサポート」すると謳っています。

ポイント付与率が増加

従来でも、毎月の利用金額に応じてマンスリーポイントがもらえたのですが、フルサポートコースにすることで、ポイントの付与率がアップします。

フルサポートコースの契約解除料はポイントも支払えるので、ポイント増加分で契約解除料を相殺でき、結果的に2年未満で解約しても契約解除料がかからないというわけです。

従来のポイント付与率は、auプレミアメンバーズに加入している場合100円毎に2ポイントついていたので2%でした。

フルサポートコースの場合、利用金額に応じてポイント付与率が変わり、5,000円(税抜)未満で4%、~10,000円未満で5%、10,000円以上で7%となり、2%~5%今までよりも増えることになります。

利用金額に応じてポイント付与率が変わる仕組みになった。

フルサポートの落とし穴を発見!

auが発行する『au買い方セレクトかんたんガイド』では、買い替えサポートの項目で「2年未満でも変更できる」という文字を強調しており、その理由として下記の表を掲載しています。


※『au買替セレクトかんたんガイド』P.3より抜粋
  (グレーの背景はわかりやすいように筆者が追加)

2年未満でも機種変更ができる、と強調しているが・・・

この表によれば、auの平均顧客単価に近い6,700円であれば、19ヶ月目にポイントが契約解除料を上回るため、契約解除料をポイントで支払えばよいことになります。確かにこれは間違いではありませんが、今までのポイント付与率の2%も含んで計算されており、純粋にフルサポートコースで増えるポイントで計算されているわけではありません。

ポイントは、機種変更時に端末代金として使えるため、今までも機種変更時にポイント分を割り引きしてもらっていたユーザーも多いかと思います。

しかし、この表に基づきポイントをすべて契約解除料として使ってしまうと、購入時に使えるポイントがなくなってしまうのです。すなわち、契約解除料はなくなるものの、端末購入時のポイント分割引が無くなってしまうのです!