携帯電話料金の仕組みを知ろう
節約を考える前に、携帯電話の料金がどのようになっているのか「内訳」を知る必要があります。
例えば、毎月携帯電話の料金を10,000円支払っていたとしても、その内訳によっては大きく節約できる場合があるのです。
毎月、携帯電話会社から送られてくる請求書には、明細または内訳書がついています。携帯電話の料金にはどんなものがあるのでしょうか?(1)基本使用料 (2)通話料 (3)パケット通信料 (4)オプション定額料 (5)情報料 (6)ユニバーサルサービス料 |
以上が一般的な内訳ですが、わかりやすく説明してみたいと思います。
基本使用料とは?
基本使用料(基本料金)とは、携帯電話機(端末)を電話として利用するために電話会社に毎月最低限支払わなければいけない料金のことです。
固定電話でいう、基本料金と同じようなものですが、固定電話と異なるのは、利用者が基本使用料を選べることです。
NTTドコモ、au、ソフトバンクといった携帯電話会社では、それぞれ料金プランがいくつもあり、ユーザーが自由に選べるようになっています。
NTTドコモの場合だと、タイプSS、タイプS、タイプM、タイプL、タイプLL、タイプリミット等の料金プランがあり、基本使用料は3,780円~15,330円と料金プランによって異なっています。
通話料とは?
すでにご存じとは思いますが、携帯電話を使って発信した場合の通話料です。日本国内では、携帯電話で通話をする場合、発信した通話に関して課金され、受信した通話に関しては課金されない「発信者課金」となっています。
通話料は、相手が出た時点から通話が終了する時点まで課金されます。例え何もしゃべらなくても通話時間で課金されてしまうのが特徴です。
かかってきた電話にでて通話をする「受信専用」であれば、通話料はかからないことになります。
ただし、日本の携帯電話を外国へ持っていって利用した場合(国際ローミング)などは、受信した通話に関しても課金される場合が多いので、事前に確認してから利用しましょう。
ちなみに、テレビ電話の場合は、通常の通話料よりも高めの料金となっているので気をつけましょう。