フライパンで炒めたり焼いたりしたものをひっくり返す時、フライ返しを使うのが一般的ですよね。しかし、サイズや素材などがいろいろあって、どれがいいのか悩むこともしばしば。フライ返しには「本当に使いやすい!」と思えるものに出会わないまま、ずっと同じものを使い続けていました。
でも、ICHIBISHIの「すくいやすく返しやすいターナー」を購入したところ、気づいたら手にとっているというくらいヘビーに使うようになったのです。
長方形の部分が小さくて食材をひっくり返しやすい
ICHIBISHIの「すくいやすく返しやすいターナー」の特徴のひとつは、長方形の部分が比較的小さいということです。 私がずっと使ってきたフライ返しと比較しても一目瞭然です。
「小さいとひっくり返しにくいのでは?」と思うかもしれませんが、実はその逆。例えば小さめサイズの卵焼き用フライパンの時でも、フライパンの上で左右に動かせるので、食材の下にうまく入れることができます。フライパンの上で余裕があるというのでしょうか。調理をするうえで、このような余裕は意外と大事だなと感じますね。
食材の下へスムーズに入れられる
ICHIBISHIの「すくいやすく返しやすいターナー」の長方形の部分(ヘッド部分)の端を見ると、薄くなっていることがわかります。薄くさせることで食材の下にスーッと入っていくのです。
特に、焦げ目がついてしまった卵焼きやお肉などの場合には、フライパンから剥がす時でも思わず力を入れてしまいますよね。これまではグイグイと「押し込んでいた」けれど、この「すくいやすく返しやすいターナー」であれば、その必要がないくらいスムーズに剥がせるのです。
つなぎ目がないので衛生的
キッチン用品は使った後でかならず洗いますよね。そのため、私は洗いやすさを重要視しています。つなぎ目が多くて複雑な形をしていると、そこに油などが残ってしまうことがあり、ストレスになるからです。それがすごく嫌なので、一気にきれいに洗えるアイテムを好んで使っています。このターナーではつなぎ目がないので、スポンジを滑らせることで一気にスーッと洗うことができます。本当にちょっとしたことなんですが、普段から時短を意識していたり、ストレスを感じている人にとっては意外と重要だと思います。
金属加工の街、新潟県燕市で作られる「すくいやすく返しやすいターナー」には、日本製だからこその気遣いや使いやすさがあると思います。キッチンでの出番はそれほど多くはない道具かもしれませんが、こちらに変えると「調理のたびに使っている!」なんてことになるかもしれませんね。
DATA
一菱金属株式会社(Ichibishi Kinzoku)┃ ICHIBASHI すくいやすく返しやすいターナー
サイズ:約W9.5cm×D7.2cm×L27.5cm