家の電話は何回線?
お宅の電話回線は何回線かわかりますか? アナログ回線、デジタル回線、IP電話回線、ひかり電話回線などいろいろありますね。
インターネットでADSLを利用しているなら、電話はアナログ回線かIP電話回線を利用していることでしょう。どちらか判らないようであれば、家の電話から、自分の携帯電話番号のあたまに186を付けてダイヤルしてみて下さい。携帯電話に050で始まる電話番号が表示されれば、IP電話回線です。そうでなければアナログ回線です。
電話料金の請求書の内訳に「INS64」という記載があればデジタル回線です。その回線ではADSLは引けません。
家の固定電話回線が既にIP電話回線になっている場合は、本記事の内容は当てはまりません。また、光ファイバーを使った「ひかり電話」や、「メタルプラス」のような直収電話もあてはまりませんので、予めご了承下さい。
何もしないと割高料金に
固定電話がアナログ回線またはデジタル回線の場合、そのまま090や080で始まる携帯電話番号をダイヤルすると割高になるのはご存じでしょうか?
以前は、固定→携帯は競争がなかったため、「固定電話から携帯電話へかけると高い」と言われていました。しかし、少し前から各電話会社が固定→携帯の通話にも参入してきたため、通話毎に電話会社を選ぶだけで通話料金を安くできるようになったのです。
自分が使いたい電話会社が決まったら、ひとつ“おまじない”をします。受話器をとったら4桁の数字をダイヤルして、それから携帯電話の番号をダイヤルして下さい。
これで通話料金が安くなるのです! 例えば、ソフトバンクへの通話は、たったこれだけで、通話料が約5~6割も安くなってしまうのです!
事業者識別番号を始めにダイヤル
この4桁の数字というのは、何でも良いわけではありません。自分が利用したい電話会社の識別番号(4桁の数字)をダイヤルするのです。例えば、NTT東日本は0036、NTT西日本は0039、NTTコミュニケーションズは0033等となっています。
これらの事業者識別番号をダイヤルすれば、その電話会社が定める電話料金が適用されます。
ちなみに、事業者識別番号をダイヤルせず、普通にダイヤルしてしまうと、携帯電話会社が定めた通話料金が適用され、これが割高な設定になっているのです。
固定発携帯着 通話料金比較 |
通話先のケータイによって、利用する電話会社を選ぶとよい。 |