リメイクレシピを紹介! 調理の回数を減らすことができる
「リメイクレシピ」のコツ
今回は、調理の回数を減らすことができる「リメイクレシピ」のコツをご紹介します。
リメイクの基本は「味の薄いものから濃いものへ」
リメイクレシピの基本は「味の薄いものから濃いものへ」。このコツを利用して、はじめに野菜スープを多めに作ります。[1日目]
コンソメベースなど、味が薄い野菜スープを作ります。 [2日目]
1日目の野菜スープにトマト缶を足すと、前日とは見栄えも違うトマトスープのできあがり。食卓に出すときに、溶けるチーズなどをトッピングしてもいいでしょう。 [3日目]
トマトスープにカレールーを入れれば、立派なカレーに。 [4日目]
残ったカレーのリメイクレシピはいろいろありますね。カレーうどんにしたり、ドライカレーにしたり、2枚の食パンにカレーを挟んで少し多めの油で焼けば簡単カレーパンにもなります。 このように手間がかかるのは最初の野菜スープを作るときだけで、2日目以降の調理時間はぐっと時短になります。
リメイクには「形あるものから、形を崩したものへ」も
「形あるもの」から「形を崩したもの」へのリメイクという手もあります。例えば、肉じゃがをアレンジしてみましょう。[1日目]
初日の肉じゃがはしっかりゴロゴロとジャガイモや肉が入った状態でいただきます。
[2日目]
初日の肉じゃがのジャガイモやニンジンなど、ゴロっとしたものが入っていれば、軽く潰してコロッケへ。
[3日目]
コロッケにしても初日の肉じゃががまだ余っていれば、フードプロセッサーにかけてポタージュになります。
意外となんでも「春巻き」にリメイクできる!
春巻きというと細切りにした肉や野菜が入っているイメージですが、意外とどんな食材を入れても合います。前述の肉じゃがも大きな具を適度に潰して春巻きの皮で巻けば、立派な春巻きに。野菜炒めも多めに作っておいて、翌日は春巻きにリメイクするのがおすすめです。ほうれん草のお浸しが残ったら、ツナ缶を足して春巻きに。
春巻きの皮の中は既に火が通っているものなので、春巻きはたっぷりの油で揚げなくても、フライパンに少し多めの油を入れて揚げ焼きにする程度で、立派なおかずになります。
「ドリア」も定番のリメイクレシピ
春巻き同様、ドリアもさまざまな料理をリメイクできるレシピです。耐熱皿にご飯を敷き詰め、その上に肉じゃがでも、野菜炒めでも、ハンバーグでも、前日の料理を入れます。上に敷き詰めた料理の種類によって多少の味の選択は必要ですが、ここで登場するのがカップスープの素。顆粒のカップスープの素を少量のお湯で濃いめにつくり、ご飯とおかずがのった耐熱皿にトッピングします。最後はトースターやオーブンで焼くだけです。
どのリメイクレシピも実際にやってみると簡単。最初に調理する量をいつもより多めにしておくだけで、リメイクは時間のかからないものばかりです。毎日3食の調理を負担に感じているかたは、保存状態には十分注意した上で、是非一度お試しください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。
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