メール無料の落とし穴
「メール無料」につられてくるユーザーは、メールのヘビーユーザーと考えられます。そのようなユーザーにとって「メール無料」の落とし穴となりうるのが、先述したソフトバンク携帯電話以外のメールが有料である点です。
先月での携帯電話のシェアで単純計算をすれば、メールの約8割は他社携帯電話とのやりとりとなることになり、例えば、1日200通(送信100通、受信100通)メールを利用している人の場合だと、約40通分がソフトバンク同士なので無料、約160通分が有料ということになります。
全角250文字以内の短いテキストメール(3.15円/通)で計算しても、1ヶ月(30日)に15,120円になってしまうのです。写真付きやムービー付きメールの場合は、数倍~数十倍になる可能性があります。
ヘビーユーザーは定額制が必須
メールの送受信がソフトバンク携帯電話同士だけならば、お得に利用できるのかもしれませんが、ソフトバンク携帯電話以外へもメールをたくさん送受信するならば、別途パケット定額制に契約しなければ痛い目をみるかもしれません。
音声通話をほとんどせずメールのヘビーユーザーならば、他社ユーザーの場合すでにパケット定額制に契約しているため、利用状況によっては、ゴールドプランに乗り替える金銭的なメリットが無い場合も多いのではないでしょうか?
ソフトバンクにしてみれば「みんなでソフトバンクを使えば問題ないんじゃない?」ということかもしれませんが、そんな思惑に惑わされずに、現在の利用状況と比較して、実際にどちらが安く利用できるのかを見極めてみて下さい。
■参考サイト
・ ゴールドプラン/予想外割 (ソフトバンクモバイル)