節約/通信費の節約

ソフトバンク「メール0円」の落とし穴(2ページ目)

「メール無料」というソフトバンクの宣伝に、心惹かれる人は多いと思います。でも「タダより高い物はない」という格言もあります。ホントにメールが無料なのか、徹底調査しました!

執筆者:大串 明弘

他社・インターネットメールは有料

注意したいのは、他社の携帯電話やパソコンとのメールは送受信ともにすべて有料になってしまう点です。

従来と同様、全角最大128文字相当まで受信料は無料になっています。

ソフトバンクメール料金比較
従来のプランとゴールドプランとの比較。赤字の部分がおトクになる部分。

新スーパーボーナスが必須

“隠れた条件”とも言える、第3の条件は、ソフトバンク携帯電話同士のメールを無料にするためには、新スーパーボーナスの契約が必須である点です。

複雑でわかりにくいですが、ソフトバンク携帯電話同士のメールを無料にするためには、ゴールドプランに契約する必要があり、ゴールドプランに契約するためには、新スーパーボーナスの同時契約が必要なのです。

既存のスーパーボーナス契約者以外は、新スーパーボーナスを契約する際に、新スーパーボーナス用販売価格で新規契約または機種変更する必要があります。

新スーパーボーナスについては、要注意点があるため、別の記事で詳しくご紹介したく思います。

メール定額は利用不可

ボーダフォン時代から存在した割引サービス「メール定額」は、ソフトバンク携帯電話同士はもちろん、他社携帯電話やパソコンなどすべてのメールが月額840円(税込)で使い放題になります。

ゴールドプランに契約した場合、メール定額は併用することができません。よって、他社携帯電話やパソコンとのメールを無料にする手段は、パケット定額制の「パケットし放題」(税込月額1,029円~4,410円)に契約するしかないため、メール定額利用者は支払金額が増えてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

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