節約/通信費の節約

会社や外出先でもIP電話を利用する方法

電話料金を大幅に節約できるIP電話。しかし、一歩自宅を出てしまうとその恩恵には与れません。「会社や外出先でIP電話が使えたら…」そんな悩みをお持ちのあなたに朗報です!

執筆者:大串 明弘

通信費の節約にもはや欠かせない存在となった“IP電話”。全国一律の通話料金で、電話会社よりも安い、しかもユーザー同士は無料。BBフォンのようにADSLや光接続と一緒に利用している人も多いと思います。実際、筆者もIP電話導入後に通信費が約半額になりました。

IP電話のデメリット

IP電話のデメリットはいくつか上げられますが、当たり前すぎてあまり意識しないデメリットがあります。それは、IP電話が設置されている場所以外では使えないということです。せっかく、自宅にIP電話を導入しても、会社や外出先では携帯電話を使わざるを得ず、高い通話料金を払わなければいけないのです。

また、IP電話を導入するには、多くの場合モデムやIP電話対応機器が必要となり設置作業が必要となります。

外でも使える「いきなりIP電話」

いきなりIP電話
外出先でも格安IP電話が利用できるようになる!

ソースネクストが販売している「いきなりIP電話」は、外出先でも簡単にIP電話を使おうという、常識を打ち破った商品。ブロードバンド回線とパソコン(Windows XP/2000)があれば、外出先でも格安なIP電話で通話ができてしまうのです! これはとても画期的です。

USBに挿すだけで準備完了

「いきなりIP電話」のパッケージの中には、USBメモリにイヤホンマイクが付いたような製品が入っています。利用するときは、これをパソコンのUSBポートに挿すだけでよいのです。初回は、簡単なセットアップがありますが、ものの2~3分で終わります。ちなみに、ソフトウェアはこの製品の中に入っているようなので、デスクトップにショートカットアイコンはできるものの、ソフトウェアがインストールされているわけではなさそうです。

固定へ8.3円/3分、携帯へ18.27円/1分

「いきなりIP電話」という製品名で販売されていますが、電話サービスはエニーユーザー株式会社の「ImPhone」というサービスを利用しています。

通話料金もIP電話並みで、国内の一般加入電話への通話は8.3円/3分、携帯電話への通話は18.27円/1分、アメリカへの通話は8円/1分です。

携帯電話への通話料金も、携帯電話→携帯電話の場合、契約している料金プランによっては、ImPhoneの方がかなりお得なケースもあります。

ImPhoneはプリペイド式になっているため、クレジットカードやコンビニで予め1000円、3000円、5000円をチャージ(入金)する必要があります。うれしいことに「いきなりIP電話」を購入すると、最初から500円分のプリペイド残高が入っていますので、文字通りいきなり格安通話ができるわけです。

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