ワイドサポートで基本料が1500円に
auのCDMA 1X用の新しい料金プランに「サポートプラン」が追加されました。これは、基本使用料3,400円/月(税込3,570円/月)という別段お得感のないプランですが、小・中学生と満60歳以上の人が「年割」と「家族割」に加入した場合に限り、基本使用料が1,500円/月(税込1,575円)になる「家族割 ワイドサポート」という割引サービスが適用されます。
お年寄りに人気の「簡単ケータイS」の発売とほぼ時を同じくして開始された新サービスですが、いろいろ調べてみると、実はこのサービスあまりお得感がないどころか、使い方によっては他のプランよりも高くなってしまうことが判明したのです!
ワイドサポートは年割が効かない!
ワイドサポートは家族割+年割の加入が条件となるわけですが、年割に加入したからと言って毎年基本料金が割引されていくわけではないのです。毎年の割引が無い変わりに、初年度からガッツリ割引されていると言えます。
無料通話分が無い!
auの場合、通常の料金プランには基本料金に無料利用分が含まれていますが、サポートプラン(ワイドサポート)には無料通話分がまったくないのです。
ワイドサポートの通話料金は10秒/10.5円と、最も高い設定になっています。
ということは、ワイドサポートは通話をしない人は安く使えますが、通話をする人にとっては割高になるケースもあるわけです。
コミコミOneライトと比較
そこで、通話料金や基本料金が最も近い「コミコミOneライト」と比較してみました。ちなみに、コミコミOneライト(以下「コミコミ」)は年齢に関係なく誰でも加入できる料金プランで、ワイドサポート(以下「サポート」)同様、家族割+年割に加入した場合と比較します。
※サポートプランは小・中学生または満60歳以上の人が契約した場合の基本料金 |
サポートの場合、なぜか最初の3ヶ月間の基本料金は2,000円(税込2,100円)となっており、4ヶ月目から1500円(税込1,575円)となります。
初月~3ヶ月目を比較すると246円サポートが安くなりますが、あまり割安感は感じられません。
4ヶ月目~12ヶ月目を比較すると771円サポートが安くなり、かなりお得感があります。
2年目を比較すると456円、3年目を比較すると299円、4年目以降では220円サポートが安くなります。