呼出音量スイッチは上出来
背面にあるツマミで呼出音量が設定できる |
携帯電話が着信したときの呼び出し音ですが、家庭にある電話機のような普通の呼び出し音になっています。これを変えることはできませんが、音量を変えたり、マナーモードにしたりすることは出来るようになっています。
背面にあるツマミで、音量大、音量中、なし(マナーモード)に設定することができます。ツマミも十分な大きさがあり、どの設定になっているのか一目瞭然なので、非常に使いやすくなっています。これはかなり工夫をして設計されたのではないでしょうか? かなり良く出来ていて関心させられました。
電源ボタンはスライド式
電源はスライド式でわかりやすい。ONの時は緑色でわかる。 |
電源ボタンは右下にスライド式のものが付いています。右にスライドさせれば「入」、左にスライドさせれば「切」というようにシンプルになっています。こうしたスライド式のスイッチは、一般家庭の照明のスイッチ等と似ていますから、誰でも操作できると思われます。
スイッチをスライドした際に、スイッチ部に見える色によってもON・OFFの区別が出来るようになっています。ONの場合は緑色が、OFFの場合はグレー(スイッチと同色)になるようになっているため、スイッチ部分が緑色ならば電源が入っているとわかるような工夫もなされています。電池切れにも工夫が
電波状況と電池状態はランプの色と点灯状態でわかる |
電池にも工夫があります。連続待受時間は最大270時間と長く、多少の通話をしても1週間位は充電不要かと思われます。基本的に毎日充電するように心がけておけば、うっかり1日2日充電をし忘れたり、アダプタを持たずに旅行に行ったりした等の場合でも、電源が無くなってしまうことはあまりないように思いました。
ところで、この機種の場合、下の方に「電池」というランプがついています。通常、待ち受け状態ではこのランプは消灯しているため、電池がどれくらい残っているのかがわかりません。
「通話」ボタンを押すと、その時の電波状況を「電波」ランプで、電池の状態を「電池」ランプで知らせるようになっています。通話ボタンを押して、赤になれば要充電ですし消灯のままであれば完全に電源がないとわかります。ちなみに、緑点灯で「電池が十分にある」緑点滅で「電池が少なくなっている」ことを示しています。
ただ、通話ボタンを押さないと電池の状態がわからないのでは、なんとなく不安が残ります。他の携帯電話では、気が付いたら電池が無かったということもあるわけです。簡単ケータイSの場合はどうなのでしょうか?
実際に充電をせずに試用し続けたところ、電池が切れる前に、通常とは異なるアラーム音がなり、その時に携帯電話をみると、電池ランプが赤点灯していました。しばらく点灯した後、再度アラーム音がなり消灯しました(完全に電池切れ)。
持ち歩いている時ならば、おそらく電池切れになったことがわかるように思います。ただ、就寝中や、携帯電話が手元にない場合には、電池が切れたことはわからない可能性がありますので、やはり毎日充電をする癖を付けておくにこしたことはないでしょう。