全国一律の通話料金
通話料金が安いのも魅力のひとつです。“NTT=通話料が高い”というようなイメージがありますが、はっきり言ってひかり電話は安いです。
ひかり電話の場合、市内・市外・県外など固定電話への通話は2005年9月24日現在、8.4円/3分と全国一律料金です。固定電話の市内通話料金が昼間・夜間で8.925円/3分ですから、それよりも安い金額で市外や県外へかけられるようになったわけです。
固定電話では、利用する電話会社を市内は○○、県外は△△などマイラインで登録できますが、ひかり電話の場合はそういう煩わしいものが一切ありませんから、サービスを選択するのが面倒な人などにもオススメできます。
緊急通報やフリーダイヤルもOK
050IP電話ではかけられなかった110番、119番等の緊急通報が、ひかり電話ではかけられます。
ほとんどの0120や0800のフリーダイヤルにもかけられるようになりました。
050IP電話では、上記の電話番号に発信するとIP電話対応機器(モデム等)が固定電話の回線へ切り替えて(*2)かけるので全く発信できないわけではないですが、ひかり電話なら固定電話不要で、そのままかけられます。
*2…固定電話の回線がIP電話対応機器に接続されている場合
付加サービスもある
050IP電話では、転送電話や迷惑電話関連のサービスなどの付加サービスがほとんどありませんでした。ひかり電話の場合、キャッチホン、ボイスワープ、ナンバー・ディスプレイ、ナンバー・リクエスト、迷惑電話おことわりサービスが利用できます(有料)。
ボイスワープで転送電話機能も付加できるので、ビジネス用途でも利用できると思います。
無料通話がない
050IP電話では、同じIP電話サービスの利用者同士などで通話をすると、通話料が無料になるケースがあります。ひかり電話では、ひかり電話同士で通話をしても、無料にならず、固定電話へかけたときと同じ通話料が発生します。
IP電話の最大のメリットが「同じIP電話サービス同士の通話料が無料」というものだっただけに、ひかり電話同士が無料でないのは残念です。