節約/通信費の節約

罰金を払わずに運転中に携帯電話が使える裏技!◆ FOMAとmovaで車載ケータイを作る

自動車を多用する人にとって、運転中の携帯利用罰則は頭痛の種。そこで運転中も利用できるよう、ドコモのFOMAとmovaを使って、格安・超簡単に車載専用ケータイを作成してみました!

執筆者:大串 明弘

自動車を多用する人にとって、運転中の携帯利用罰則は頭痛の種。そこで運転中も利用できるよう、ドコモのFOMAとmovaを使って、格安・超簡単に車載専用ケータイを作成してみました!

 2004年11月から運転中の通話は御法度

ガイド記事『運転中の携帯利用で罰金は払うな』でもお伝えしたとおり、2004年11月1日から運転中の携帯電話利用に罰金が科せられるようになりました。

そんな報道がなされても、依然、運転中に携帯電話を持って通話している人が後を絶ちません。仕事で使う場合などはどうしてもという時もあるでしょう。

以前お伝えしたとおり『運転中に携帯電話等を手でもって、通話のために使用したり、画像を注視する行為』が違反の対象になります。

運転中でも、携帯電話を“持たずに”通話することは違反ではないのです。

 ハンズフリーはけっこう面倒

そこで利用されるのが各種のハンズフリー装置。これさえ使えば問題ないのですが、携帯電話をハンズフリー装置に接続して、なおかつ自動で出られるための設定をして……というのが以外とめんどくさかったりするのです。頻繁に車の乗り降りをする人ならばなおさらです。接続が比較的容易なbluetoothのハンズフリー装置は値段もはりますし、それ以前に自分の携帯電話がbluetooth対応でなければいけません。

ちょっとマニアックな例になってしまいますが、ドコモをご利用の方にもってこいの裏技をご紹介します!

 ドコモ独自の「デュアルネットワーク」

エリアも通話品質もかなり良くなってきたドコモのFOMAですが、少し前は「つながりにくい」「電波が届いていない」など致命的な問題が多発していました。この問題を最小限に抑えるべく、FOMAには他社にない特殊なオプションサービスがあります。その名は「デュアルネットワークサービス」。

これは、契約しているFOMAの電話番号で、movaも利用できるというサービスです。

良く意味がわかりませんよね?

一番良い例は、現在movaを利用しているとします。そろそろFOMAに買い換えたいと思っているのだけれど、電波が入らなくなったりするのが不安。そこで、FOMAに買い換える時に「デュアルネットワークサービス」を同時に申し込みます。すると、携帯電話は普通の機種変更と同様にFOMAに変わりますが、movaも一緒に返してくれます(以前から希望があれば返却されましたが)。通常だと機種変更後のmovaは全く使えないようになっているのですが、ある番号をダイヤルするとmovaでも通話ができるようになるのです! これがデュアルネットワークサービスです。

ちなみに、このサービスは税込で月額315円かかります。

もっとも、FOMAとmovaを同時に使うことはできません。利用したい機種で「1540」をダイヤルし「ネットワーク暗証番号」を入力すると、FOMAとmovaの切り替えができるのです。

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