節約/通信費の節約

増える架空請求被害!あなたはどう対処しますか? 「架空請求」がやってきた!!

自分が使ってもいない料金を一方的に請求する「架空請求」。インターネットユーザーの多くもそのターゲットになっているようです。私の元にもやってきた架空請求。その全貌をお見せします!

執筆者:大串 明弘

自分が使ってもいない料金を一方的に請求する「架空請求」。インターネットユーザーの多くもそのターゲットになっているようです。平成15年度第2四半期に総務省の電気通信消費者相談センターに寄せられた苦情・相談のうち全体の約43%が架空料金請求トラブルだそうで、社会問題化しています。そんな中、私の元にもついにやってきた「架空請求」。その全貌をお見せします! (⇒総務省発表の報道資料

 それは郵便でやってきた!

最初にそれがやってきたのは、10月21日、1通の封書が私の友人のところに郵便でやってきました。茶封筒に、ワープロ打ちされた宛名。後ろを見ると差出人として東京都渋谷区の株式会社の名前が、同じくワープロ打ちで記載。社名から某クレジットカード会社が連想されますが、大手クレジットカード会社が差出人をワープロ打ちするはずもありません。

封筒を開け中を見ると、そこには1通のワープロ打ちされた書面が。


送付されてきた「通知書」の1つ
(画像をクリックすると大きいものが見られます。)

 アダルト・出会い系サイトの請求?

『通告書』というタイトルのその書面を読み進めると、なにやらアダルト系や出会い系サイトを管理する会社の料金を延滞しているそうで、24万6030円が請求されていました。期限までに支払もしくは連絡がないと「訴訟、強制回収、その他の法的手続きをとる」そうで、その期限というのが封書が到着した日でした。

その友人はアダルト系や出会い系サイトなど利用したこともない真面目な人なので、もちろんそんな請求をされる覚えはありません。

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