片づける時間がない!
片づける時間がない? それとも片づけていないから時間がない?
ケース1. 探し物、忘れ物が多い場合
必要な書類、すぐに見つけられますか?
思い当たるふしのある方は、ぜひ書類の片づけを優先してみてください。書類は「誰の書類なのか」で大分類、「何の書類か」で中分類と“分ける”をキーワードに進めていくのがオススメです。
ケース2. 家事時間が多くかかる場合
とにかく日々の家事がバタバタ……という人ほど片づけましょう!
部屋が片づいていれば「掃除時間」はグッと減ります。テーブルの上を拭くという単純な掃除でも、モノが上にのっている場合と何ものっていない場合とでは掃除時間が異なるのは明らかですよね。
なかでもキッチンの片づけは効果絶大! なんといっても一日に3回も調理を行う場所。動線を意識した片づけを行うことで作業効率はグンとアップしますね。
そして、キッチンが片づいていると「家族の協力を得やすい」というのも実感している効果です。お客さまのサポートでキッチンを片づけたあとは必ずと言っていいほど「今日は子どもが配膳を手伝ってくれました!」などメッセージを頂戴します。家事がバタバタで片づける時間がないと思われている方はぜひキッチンの片づけから行ってみてください。
ケース3. 「忙しい」を言い訳にしている場合
「忙しい」から片づける時間がないって本当ですか?
その結果は、
第1位「録画したテレビ・映画を観る」
第2位「寝る・ダラダラする」
第3位「買い物に行く」
だったのです。なんと「片づけ」と答えた方はたった1名でした。
つまり、3時間の自由時間ができても、ほとんどの人が片づけに使わないということです。時間があるかどうかではなく、そもそも「やる気がない」というのが実態なのではないでしょうか。
では、やる気が出ないのはなぜでしょうか? その回答のひとつに「片づけたところで誰も褒めてくれないから」が挙げられます。そこで、私がよく使う魔法の言葉をご紹介します。
「この部屋、どこが変わったでしょうか?」です。
まったく部屋に関心がなかった家族も、その言葉を聞くと部屋の中を見渡し始めますよ。気づいてもらえたら話も弾みますね。一人暮らしの方はビフォーアフターをSNSに掲載して間違い探しを提案するのもよいでしょう。
誰かに褒めてもらえると、片づけに対するやる気がアップし、次は自ら自由時間を確保して片づけに取り組みたくなりますね。
どなたかの参考になりましたら幸いです。