「無料ですのでお持ち帰り下さーい」
冷たい風がふきすさむ駅前で、Yahoo!BBのマークが入った白いジャンバーを身にまとった3人の男女が、モデムの入った紙袋を手に、大声を張り上げる……こんな光景はもはや珍しいものではなくなりました。
「Yahoo!BB」拡販部隊(?)の営業活動です。「Yahoo!BB」のめざましい快進撃は、この拡販活動があってこそだと思われますが、一方で「モデムのばらまき」という批判も聞かれるようになりました。
「あれって、そのままもらって帰ってこれるのかな?」なんて、加入する気もないのに思ってしまった私のような人も多いのではないでしょうか!?
そこで今回、意を決して(?)駅前でモデムをもらってみることにしました! といっても私は既にYahoo!BBに加入済みなので、友人に協力してもらいました。
すぐにモデムを手渡される
3月25日、都内の某駅前で3人の男女が「Yahoo!BB」のモデムを配っていました。「無料ですのでお持ち帰り下さい」といいながら「Yahoo!BB」のロゴが入った白い紙袋を通行人に手渡そうとしています。その様子は、ティッシュ配りのよう。目の前にサッと袋をだされるので、反射的にか、手にしてしまう人がいます。すると、すかさず「電話番号とお名前を書いて頂きたいんですけれど…」。それを聞くと、多くの人は紙袋を突き返して去っていきました。
友人と配っている女性の所へ行き、「お願いしたいんですけど」と言うと、にこやかに「じゃぁ、これを!」とサッとモデムを手渡されました。意外です! まだどこの誰かも知らないのにモデムを渡しちゃって、これで走って逃げたらどうするんでしょうか?(笑)
電話番号・名前・住所を書かされる
もちろん、それで「さようなら」ではありません。
「使えるエリアかどうかの確認をしたいので、電話番号とお名前を書いてもらえませんか?」 そういいながら出された紙は、『Yahoo!BBお気軽お試しキャンペーン・モデム貸し出し申込書』というタイトルで、氏名、住所、電話番号、回線名義人名などが書き込めるようになっていました。複写式ではなく、ペラの紙です。
「郵便物を送りますので、住所もお願いします。」
そう言われて、結局住所も書きましたが、回線名義人名は書かなくても良いとのことでした。
「おうちにパソコンはお持ちですか?」
そうそう、それが肝心なところですよね?