西洋占星術の12星座には、それぞれの星座の運気をサポートする誕生色があります。今回は、牡羊座から乙女座までの誕生色と、誕生色と相性のよい2020年のラッキーカラーをご紹介します!
牡羊座
牡羊座は、心理占星術では外向型直観タイプに分類されます。チャレンジ精神あふれる強気な性格の持ち主ですが、内面には恐れや寂しさが潜んでいることもあります。2020年の牡羊座は、これまでの経験が社会でどのように評価されるのかが見えてくる、まさに正念場の時期となります。牡羊座の誕生色は、ルビーレッド。ラクビー日本代表のユニフォームのように、白と組み合わせるとスポーティですっきりとしたイメージに、黒を組み合わせるとダイナミックで大胆なイメージになります。2020年の牡羊座は、緊張を強いられる場面があるかもしれません。そのようなときは、リラックス効果のある青を取り入れるとよいでしょう。
牡牛座
牡牛座は、エデンの園のイメージと深く結びついています。自分の中に楽園があると感じられると安定や安心を得られますが、喪失感にとらわれると独占欲や貪欲さがあらわになります。2020年の牡牛座は、見知らぬ文化を体験することを通して、新しい人々と出会う機会に恵まれます。さまざまな出会いを通して、新しい自分に出会うのかもしれません。牡牛座の誕生色は、グリーン。潤いを連想させる穏やかな自然の色です。2020年の牡牛座は、青や白と組み合わせると、さわやかさや新鮮さが際立ちます。赤やオレンジ、黄色と組み合わせると、輝く太陽のもとで、きらめくような存在感を放ちます。
双子座
双子座は、その名の通り内なる2つの可能性を示唆しています。人生とは何かを自分の意思で選び取り、何かを捨てることの繰り返しです。双子座は、そのときどきで適切な選択をしますが、その器用さゆえに矛盾を抱えることがあるかもしれません。双子座の誕生色は、イエロー。軽快で快活、若々しいイメージを持つ色です。2020年の双子座は、自分を変える大きなチャンスに恵まれます。劇的な変化を遂げたいときは、バイオレットを取り入れてみましょう。永遠の少年少女のようなキラメキを失いたくないときは、水色やレタスグリーンのような爽やかな色を組み合わせるとよいでしょう。
蟹座
蟹は、海と陸の境界に生きる生き物です。海と陸の境界は、月の引力が起こす潮の満ち引きによって、常に変化しています。蟹座に優柔不断な一面があるのは、過去と現在、家庭と社会というように、異なる世界の両方に目が向くからなのかもしれません。蟹座の誕生色は、月を象徴する乳白色。月は太陽と違って、自分で光り輝くものではありません。だからこそ、蟹座は誰かに依存するのではなく、自立することを学んでいきます。2020年の蟹座は、誰かと深く関わり、成長する機会を得ることになるでしょう。その人に甘えたくなったときは、甘すぎないラベンダーピンクを取り入れてみましょう。
獅子座
太陽を守護星とする獅子座は、日常をドラマのように仕立てるのが得意です。恋があり、喜びがあり、ドラマティックで感情豊かな出来事に彩られています。獅子座の誕生色は、ゴールド。輝く太陽のような華やかな色です。赤と組み合わせるとぜいたくな充実感が生まれ、パープルと組み合わせると華麗なイメージになります。2020年の獅子座は、日々接する世界に対する影響力が増していきます。それは、自分の力や意志に見合った義務を担うことでもあるのです。相手に与える影響と相手に対する責任のバランスを見失いそうになったときは、落ち着いたブラウンと組み合わせるとよいでしょう。
乙女座
乙女座の行動原理は、自己反省と分析だといわれます。過去を振り返ることで、自分の力を確かなものにしようと試みます。2020年の乙女座は、心に湧いてくる「好き」や「喜び」を素直に感じることが、成長の原動力となります。好きなことを後回しにせず、多くの人と喜びを分かち合うことが、精神的な成長となるでしょう。乙女座の誕生色は、アースカラー。ナチュラルで奥ゆかしい色ですが、環境問題がクローズアップされるようになった1970年代頃から、流行色として繰り返し台頭してきた、現代的な色でもあります。スモーキーなピンクを組み合わせて和やかに、抹茶色を組み合わせてくつろいだムードを演出してもよいでしょう。