モノを減らしてみたら、暮らしはどう変わるの?

モノを減らす

モノが減ったらどんなことが起こるかを考えてみませんか?

片づけのプロとしてお客様と接していると「モノを減らせなくて……」という声をよく耳にします。モノを減らせないということは決して悪いことではありません。自らお金を出したり、人の善意の積み重ねで、今家の中にモノがたくさんあるのですから。それらをバッサリと手放すのは難しい、という意見にもうなずけます。

あなたは「自分のモノを減らすことができたら、どんなメリットがあるのだろう?」と考えたことはありますか?

今回はモノを減らすと身に起こる変化をお伝えしたいと思います。
 

1. モノが減ったら、モノを大切にするようになる 

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ひとつひとつのモノと向き合う時間ができます

先に述べたように「モノを大切にしているからモノを捨てられない」と感じている人が多いのですが、実際にモノを減らした人はみんな声を揃えて「モノを大切にするようになった」とおっしゃいます。

具体的には、服の数が減ったことで、Tシャツにもアイロンをかけようと思えるようになった、食器を厳選したことで、ひとつひとつを丁寧に洗いすぐに拭くようになり、結果持っている食器全てをバランスよく使うようになった、などです。何十本もあったボールペンを1本だけにしたら、紛失しなくなった、という感想も。

モノが減ったことで、暮らしの中で扱いきれる物量になり、結果としてそれらを大切にする時間ができた、といえるのではないでしょうか。
 

2. モノが減ったら、掃除がラクになる 

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モノが減ったら掃除時間は格段に減ります

あたりまえですがモノが減ることで掃除はラクになります。

「モノを減らした翌日から、ずっと夢見ていた、朝にコーヒーを飲む時間ができたんですよ!」なんて嬉しい感想をもらうことも。今までは掃除機をかけるために「モノをよける→掃除機をかける→モノを戻す」という3つの作業をしていたのが、「掃除機をかける」だけで済むようになるので、掃除時間が短くなるのは想像しやすいかと思います。

そして掃除がラクになると、掃除をすることが苦ではなくなります。キレイが連鎖し、部屋の普通状態がレベルアップします。

人は3週間同じ環境にいると「慣れ」が生まれます。つまり、キレイな状態を維持することで自分はもちろんのこと一緒に住む人にも「キレイな状態の部屋が普通」と印象付けることができるのです。

私からのアドバイスは、このベストな状態を写真におさめることです。もしも何らかの都合で片づけができない期間があり、部屋が乱れたとしても、ベストな状態の部屋の画像があればモチベーションが上がりますし、最終ゴールが明確になるので、誰かに片づけを手伝ってもらいやすくなりますよ。
 

3. モノが減ると、暮らしがブレなくなる 

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自分の価値感がはっきりします

モノを減らすということは「自分にとって必要なものはなにか?」を考え、それに基づいてモノを選別していくことです。これを家中の自分の持ち物に対して行うのは、正直時間と労力がかかる作業です。とはいえ、この作業を終えることで、自分の価値感がハッキリし、暮らしがブレにくくなります。

今まで、誰かに影響されて持ち物や暮らしの方向性がコロコロ変わっていた人には「モノを減らす」という作業は効果てきめんですね。

誰かのマネはいずれ飽きがきて、次のターゲットを探す堂々巡りになりがち。自分自身の根底にある「私の価値観」に耳を傾けながらモノの要否を見極める力をつけてみてはいかがでしょうか。
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