モノではなくコトを重視する20~30代に向けた広告
お話を聞いたのは、住宅・建築事業本部 営業推進部 営業戦略グループ マネージャー 岡本陽一さん。まずはTREEingの狙いを説明いただきました(以下コメントはすべて岡本さん)。「当社の住宅の主要な購買層は40代以上の方々です。反面、一次取得者層となる20~30代の方々には、住友林業の家があまり浸透しておらず、課題となっていました。今回のTREEingは、主にそうした20~30代の購買層を意識したものとなっています。
私達の調査では、20~30代が抱く、家や暮らしに対する価値観には『シンプルであること』『質やセンスの良さにこだわること』『自分らしい暮らしを送ること』などの考え方が目立ちました。この結果を受けて、モノよりも暮らしそのものを楽しむ、モノよりもコトを重視することで暮らしを豊かにすることをTREEingのCM広告に反映しています」
TREEingという言葉にはどんな意味があるのでしょうか。
「TREEはご存じのとおり『樹木』という意味。厳密には森林などに生えている、切り倒す前の“立ち木”の状態です。
従来の住友林業の広告では、どちらかというと“木材”のイメージが強く、その意味では『WOOD』を使用することも考えられましたが、当社は広大な社有林を含めた森林経営を展開の上、住宅の資源として活用していくことから、今回は『TREE』を選択しました。
ingは、そのまま素直に現在進行形を意味するingです。TREEingのメインターゲットである20~30代の方々に向けて、『アクティブ』で『活発』なイメージ広告にしたく加えました」
次のページでは、加瀬亮さん、長澤まさみさん出演のTREEingの実際のCMをご紹介します>>
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住友林業TREEingサイト