節約/通信費の節約

テレホーダイ利用者に忍び寄る高額請求の謎に迫る! テレホーダイなのに10万円請求?

《節約度》★★★深夜にインターネットを利用する人や常時接続サービスが利用できない人にとってはオススメの『テレホーダイ』。最近「テレホーダイを使っているはずなのに高額の請求が来た!」という問題があちこちで発生!中には10万円以上の請求が来た人も・・・。『通信費節約』では完璧な防御策をご紹介しちゃいます!

執筆者:大串 明弘

NTTの割引サービス『テレホーダイ』をご利用の人や親戚、お友達はいませんか?アナログの場合、毎月1,800円の定額料を支払うことにより、夜11時から翌朝8時に限りあらかじめ指定した電話番号への通話がかけ放題になるというNTTの割引サービスです。

深夜しかインターネットを使わない人や、フレッツ・ISDNやADSLなどの常時接続サービスが使えないエリアの人に最適な割引サービスですが、近頃、テレホーダイで定額になったはずの電話料金が全額請求されるという聞くも恐ろしいことが起こっているのです!中には10万円以上も請求されたという人が現実にいるそう(某電話会社営業談)なのでこれは放っておけません!

現在『テレホーダイ』を利用していなくても、今後利用する場合でも同様のトラブルが起こり得るため、是非とも友人・知人にこのサイトを教えて上げてくださいネ!


■原因

自分が利用しているアクセスポイントの電話番号をテレホーダイ適用番号として登録すれば、アナログの場合月1,800円で夜11時~朝8時までは追加料金無しでインターネットができるわけですが、マイラインと同時に各社が市内電話に参入してきたことが原因で、このトラブルが生じるようになりました。

『テレホーダイ』はあくまでもNTTの割引サービスです。NTTの回線を利用している場合のみ適用されるわけで、マイラインでKDDIや日本テレコム等の他社を利用している場合は適用されないのです。実はこの辺は各社とも警告をしているのですが、なかなか周知されていないのが現状で、家族が居る場合などは『テレホーダイ』の存在を知らない家族が勝手にマイライン登録を他社でしてしまったがために起こるというパターンもかなり多いようです。


■請求されたら支払う義務がある

このような状況になってしまうと、NTTからは毎月1,800円のテレホーダイ定額料が請求され、さらにマイライン登録で利用開始された他の電話会社からテレホーダイ時間帯にかけた通話に対する正規の通話料が請求されてしまうというおぞましいことになります。そして、これらの料金は基本的にユーザーに支払う義務が発生します。


■やっぱりマイラインが悪かった!

そして、最悪なのは、マイライン登録された旨の通知が登録日よりかなり遅れてユーザーに届くことでしょう。『テレホーダイ』利用者がこのトラブルについて知っていたとしても、マイライン協議会から「あなたの市内電話は2週間前から●●電話会社になっています」と連絡された時には時既に遅しです。マイライン開始日からその日まではテレホーダイは利用されていないわけですから、結構な額が請求されてしまいます。「2週間前に言ってよ!!」という世界です!この辺も現在のマイライン制度の欠点ですね。 (参考記事:「マイラインの不正登録を許すな!」


■対策

そこで!「通信費節約」をご覧のみなさんだけ特別に、こんな目に絶対に会わない確実に『テレホーダイ』の恩恵を享受する方法を指南いたしましょう!

NTT東日本地域の場合
122-0036-テレホーダイ適用電話番号(市外局番から)
NTT西日本地域の場合
122-0039-テレホーダイ適用電話番号(市外局番から)

インターネットへ接続するときのダイヤルアップ情報をこのように書き換えておけば、たとえ自分の知らないところで誰かが他社にマイライン登録してしまっても、確実に『テレホーダイ』を利用できるので安心ですね!

『テレホーダイ』ユーザーの方は、あとで大変なことにならないように、絶対この設定を行ってくださいネ!
関連サイト:
NTT東日本・INSテレホーダイ(ISDN用)
NTT東日本・INSテレホーダイ(アナログ用)


 


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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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