洗うほど汚れていない。そんな冬服・冬パジャマの保管場所は?
冬服・冬パジャマの一時保管場所は?
厚い生地の冬服やパジャマ、収納場所に困りますよね。基本的には重ね着をするから、一度着たからといってすぐに洗うほど汚れてはいません。とはいえ引き出しに収納するわけにはいかないし、出しっ放しにするわけにもいかない。そんな冬服や冬パジャマ、どうしていますか?
結局のところ、家族でマイルールを決めて保管するしかないんですよね。参考になるかわかりませんが、我が家のルールを紹介しますので、一例として読んでいただければと思います。
まずは一時的にでも“居場所”を作ってあげること
普段はプリプロピレン収納ケースの上に置いています
我が家は夏のパジャマは毎日洗うので洗濯機に入れてもらいますが、冬のパジャマの洗濯は数日に1度です。同じく冬服(セーター、スカート、パンツ)も毎回は洗いません。冬服はオシャレ着用の洗剤で洗わねばならないし、生地が厚くて乾きにくい。さらに洗濯で傷みやすい素材が多いので、毎日洗うのは難しいですよね。
そんな冬服やパジャマは、一時的にでも居場所を作ってあげると家族も片付けをしやすくなるようです。
どこにでも移動できる“一時保管ボックス”を作ろう
20cmの隙間があればどこでも収納可能です
まず迷うのが、着た服をどこにしまえば良いのかという点。引き出しなどの密閉した場所に入れるのは抵抗があるし、どこかにポイッと置くのはだらしがない……。もし決まった収納場所がない場合は、“一時保管ボックス”を作るのをオススメします。
ポイッと入れられる箱であればなんでもOKですが、場所を移動させることを考えて、軽めのボックスがベストです。そうすれば朝は着替えをする場所に運び、着替えが終わったらジャマにならない場所へ移動させることもできます。
深すぎる箱はNG。高さは20cm以内にして見やすく
子どもでも持ち運べるボックスがベストです
私は無印良品のフタがない「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・角型・小」を使っています。大人は1人1箱使い、長方形の小サイズは子ども用(2人で1つ)にしています。子どもの洋服は1日でも汚れてすぐに洗うことになるので、この大きさで十分です。
大きさよりも大事なのが深さです。20cm以上の深い箱だと、奥の方に置いた洋服は目につかなくなります。そうすると一度着たことをすっかり忘れて、また新しい洋服を出してしまうのです。
・無印良品「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・角型・小」
(約幅35×奥行35×高さ16cm)1190円(税込)
・無印良品「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・長方形・小」
(約幅37×奥行26×高さ16cm)990円(税込)
1週間以上放置しないことを目安に
ボックスの下の方に入ったままになっている洋服は丸まってシワができ、また着たいという気持ちが薄らいできてしまうんですよね。結局1回しか着ていないのに洗うことになることもしばしば。
なので朝の着替えの時は必ずボックスに目を通すようにして、数日の間にまた着るようにしています。そうすると1週間のうちに2~3回は着られるので、1週間経った時点で一度洗濯します。
特に困るのが、週末しか私服を着ない夫の冬服です。月曜の朝、「洗うべきか、洗わざるべきか……」と心の中で葛藤を繰り返す主婦は私だけではないはず!? 綿素材やスウェットなどの洗って良さそうな服は洗濯へ。セーターなどの洗いづらい素材は、一度除菌・消臭スプレーをかけて天日干しをして、週末まで保管ボックスに入れておきます。
一度ハンガーに掛け、除菌・消臭スプレーをして干してあげるとスッキリします
片付けが苦手なお子さんは、着替え一式ボックスに
子ども用は、そのままお風呂場に持っていける下着&パジャマセットにすると手間が省けます
もしお子さんが決まった場所に片付けるのが苦手な場合は、自分専用の“お着替えボックス”にするのもオススメです。朝は着ていたパジャマを入れてもらい、ボックスに入っている服に着替えてもらいます。お風呂の時間には下着とタオルも入れて、自分で浴室に運んでもらいましょう。
我が家もしばらくはこのやり方を実践し、子どもたちに自分で片付けることを覚えてもらいました。“この箱は自分の服を入れるもの”という意識を持ってもらうと、自然と片付けができるようになると思います。
正解はないけれど、家族のライフスタイルに合った決まりを作って
地味な悩みですが、「冬服はいつ洗うべきか」「着た服はどこに保管すべきか」という問題は主婦の根強い悩みですよね。私も正解はわかりませんが、自分も家族もなるべく無理せず、気持ち良い暮らしにしたいと思っています。