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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました

結婚した途端、夫との距離感がわからなくなる妻たち

夫婦の距離感

恋愛して結婚したはずなのに、家族になったら夫との関係が変化し、「どういう距離感が適切なのかわからない」という声を聞くことがある。一方で、結婚15年、ようやく夫との距離感がわかってきたと話してくれた女性がいる。

 

 

結婚当初は近づきすぎていた

「私は大恋愛で結婚したという自覚があったんです。だから結婚して“日常生活”が始まったとき、なんだか違うと焦りました」

アイさん(45歳)はそう過去を振り返った。もっとキラキラした生活が送れるのかと思ったら、それまでと変わらない日常があるだけだったから。

「結婚当初は夫に嫉妬ばかりして、ケンカになったこともあります。そうこうしている間に子どもがひとり生まれ、ふたり生まれ、“家庭”というものができあがっていきました」

彼女はいったん仕事から離れたが、下の子が小学校に入ったころから契約社員として働くようになった。

「本当はずっと仕事を続けたかったけど、夫には『オレは時間的に家事はできない』と宣言されてしまったんです。もともと社内恋愛ですから、夫の仕事の多忙さは私もよくわかっている。だから私は仕事をあきらめました。そうしなければ結婚には至らなかったでしょうね。でも結婚後は、私が仕事を辞めたのは間違いだったかもしれないと後悔しましたよ」

それでも子どもがかわいかったし、子どもと一緒にいられる時間は大事だった。だから今は、仕事を辞めた決断は間違いでなかったと思っている。

「それでも夫も子どもとはよく遊んでましたね。日常的に家事はしなかったけど、週末は料理もしてくれたし。子どもの関心を惹きつけたかったんでしょうけど」

子どもが中心になると、アイさんの気持ちはだんだん夫から離れていった。嫉妬もしなくなった。

「契約社員で働くようになってからは、夫のほうが『どんな仕事をしているの?』とか『どんな同僚がいるの?』とか、けっこう聞いてくるんですよね。それがうっとうしいなと感じてしまって(笑)」

夫婦としての適切な距離感がつかめなくなった時期があるという。

 

 

今は、ほとんど関心ナシ

現在、子どもたちは中学生と小学校高学年となった。上の男の子は部活のバスケットが楽しくてしかたないらしい。家にいてもバスケットの話ばかりだ。下の女の子は工作が大好き。最近では木材を使っていろいろなものを作っているという。

「夫は部署が変わって、ますます多忙になったようです。出張も増えました。最近では夫が出張というとほっとします。夫のことが嫌いなわけではないけど、いないと伸び伸びした気持ちになる。夫には子どもに対するような関心がもてなくなったんだと実感しています。でも、夫婦ってそんなものじゃないかなとも思ったりして」

夫がいないと伸び伸びする。これは多くの既婚女性に共通した思いなのかもしれない。いなくなられたり家計を圧迫されたりすると困るけれど、ときどき出張したり帰宅が遅くなったりするのはかえってありがたい、と思う女性もいるだろう。

「平日はほとんど家で食事をしないので、それもありがたいですね。お腹がすいていたとしてもカップラーメンでも置いておけばいいし。以前は食べたり食べなかったりだったので、いっそ平日は家で食べないようにしてと言ったんです。今は家で夕食をとるときは昼過ぎには連絡が来ます。そうでないとご飯がないから(笑)」

彼女は夫が出張だといっても、出張先も聞かない。いつ帰ってくるかを尋ねるだけだ。

「つい先日、夫がしみじみ言いました。きみは変わったって。でも、夫とうまくやっていくには、たぶんお互いにあまり関心をもたないことじゃないかなと、15年かけて思うようになったんです。いずれ子どもたちが独立したら、また向き合うようになるのかもしれませんけど」

がっぷりと組んで喜怒哀楽をともにしていく夫婦もいれば、あまり関心をもたずに距離をとる夫婦もいる。どちらがいいというわけではなく、人それぞれ快適な距離感は違うのではないだろうか。
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