ラブラブ夫婦のLINE活用法に学ぶ
仲良し夫婦はLINE上手
夫婦間でも「対面での会話よりLINEの方が多い」という方もいるぐらい、利用されていますが、あまりに身近なため、意外に雑なやり取りになってはいませんか?
今回は仲良し夫婦のLINEの特徴を分析しながら、パートナーの心をぎゅっと掴んだり、ほっこりと和ませたり、ムラムラと萌えさせたりするLINEの利用法を考えてみましょう。
<目次>
ラブラブ夫婦のLINEの特徴1:メッセージが短い
心地よい会話はキャッチボールと同じ
コミュニケーションが豊かな夫婦は、じっくり意見を聞いたり、顔を見ながら話し合う必要のあるテーマはLINEなどのテキストメッセージツールは使いません。そのような話題の際には、ちゃんと対面で話し合う機会を作っているのです。
それに対して、すでに対面でのコミュニケーションが成立しない、夫婦関係が冷えているカップルの場合はすべてをLINEなど文字コミュニケーションで済まそうとするので、メッセージが長くなりがち。
しかし、長くなればなるほど、忙しい相手はきちんと読んでくれず、伝わらない、誤解されるなどトラブルのリスクも高まります。そして、結果としては、さらに夫婦仲がこじれるマイナススパイラルに……。
「便利だから何でもLINE」ではなく、ツールに合った話題を適切に選んだコミュニケーションが大切です。
ラブラブ夫婦のLINEの特徴2:メッセージが短い質問攻めはウザいだけ
やたら相手に回答を求める質問型メッセージはNG!
本人は単なる会話のきっかけとして何気なく投げかけているのかもしれませんが、いつも、自分が答えなければいけないメッセージが送られてくるのは、貰う方にとっては負担です。さらに、そのメッセージが、受け取るタイミングを考えず、仕事中の平日昼間に届いても、正直ウザいだけでしょう。
会話そのものを楽しむ女性にとっては、このようなやり取りは会話のイントロとして当たり前の流れといえます。しかし、「会話には目的があるものだ」と考える男性にとっては、なぜこの質問をしてきたのか。今すぐ答えるべきなのか。どんな情報を相手は必要としているのか、をまず考えてしまいます。
しかも、スルーした場合、帰宅した後「なんでレスしてくれないの」のチクリが予測され、小さな負担が積み重なります。
一方で、仲良しカップルの場合、会話をしたいときには、まず相手がやりとりを楽しめる状況なのかを確認しています。そして、さらに質問の内容も、相手が「回答の優先度が高い質問なのかどうか」がわかるようにきいています。
そうです! 優先度を察するカップルは夫婦円満度は高レベル。
たとえば、「今何してるの?」という質問では、暇なら返事をすればいいのか、それとも取り込み中であっても急いで答える必要があるのかどうか、相手には判断ができません。
それに対して「週末の予定のことを相談したいんだけど、今大丈夫?」のように聞けば、相手も自分の状況と話題の緊急度を考えて、「今OK」「後で」など適切な返事ができます。このようなちょっとした工夫が風通しの良いコミュニケーションを生むのです。
ラブラブ夫婦のLINEの特徴3:既読スルーを気にしない
未読や既読スルーには寛容に
しかし、昨今では多くの人がたくさんのグループを持っています。中には数十人に及ぶ大グループで、自分の知らない人同士が自分と全く関係のない会話を延々としているような状況もあり、全体的に未読や既読スルーには寛容になってきている風潮があります。
お互いに信頼関係のある仲良し夫婦ほど、夫婦のLINEに関しても「既読スルー」=「無視された」「冷たい」「愛情がない」などと心をざわつかせたり、「何で既読スルーなの」と相手を責めたりしません。既読スルーは「とりあえず見てくれたんだな」と大らかに捉える意識が、返信プレッシャーのない、気楽なコミュニケーションを支えているのです。
そしてこのことは、一緒にいる時にリアル会話で確認しておきましょう。「忙しいときは既読スルーで全然オッケーよ!」この一言があると、円満度はさらに高次元に。
ラブラブ夫婦のLINEの特徴4:快適なテンポの返信
即レスにこだわらないこと
一方で、2人の間の信頼関係が薄く、「返信が遅い」=「嫌われてる」「やる気がない」「私のこと大事じゃない」とぐらついた関係性の場合、そのように思われたくないので、できるだけ早くレスを入れようとします。従って、スマホを片時も手放せず、常に「即レスプレッシャー」を感じているという、心地よくない夫婦コミュニケーションになってしまいます。
最近では既読スルーを気にしない人が多くなってきたように、即レスにこだわらない人も増えてきているような印象があります。むしろ、どんな時間帯でも着信から数秒で返信のスタンプが飛んでくるようなやり取りを、かえって「LINE依存?」「気持ち悪い」「仕事に集中してないよね」と感じる人もいます。
仲良しカップルは、速さへのこだわりより、自分たちが気持ちよくやりとりができる「2人の」テンポを持っている場合が多いといえます。
LINE活用でセックスフル夫婦にもなれる時代
業務連絡以外のラブ&セクシーなコミュニケーションも積極的に楽しんで!
最近は夫婦用に作成されているタイプで、「チンして食べておいて」「オムツ替えおねがい」など、家事や子育てにかかわる、普段使いできるメッセージを含むものがたくさん出ています。
どんどん使ってみましょう。
さらにはセクシー系などもどんどん増えています。単なる「好き」や「愛してる」だけでなく、「していい?」「エッチしよ?」「考えとく」「もっと」「おいで」「ガマンできなくなっちゃった」「イチャイチャしたい」など、なかなか文字にするのは恥ずかしい、言いにくいことをうまく伝えてくれるものもあります。愛情表現が苦手な方にはおすすめです。
また、このような専用のスタンプのほかに、一般的なフレーズを、「夜のお誘いの秘密のサイン」と決めている仲良しカップルの例もあります。たとえば「いかがですか?」→「ワクワク」といったやりとりが実は「エッチしよ」→「OK」であったりするのです。暗黙の夜のお誘い。夫婦の文化の形成になります。
さっそく、2人だけのセクシーサインを決めてください。どんどんエスカレートしても誰も文句は言いません。夫婦ですから。「あんなことしたい。これはどうだ。」など、いざというときオーダーしにくいことを、事前に笑いとして決めておく。
「仁王立ちの閻魔様のスタンプのときは……」「バラの花とミツバチの組み合わせのときは……」など、グフフフとにやけてしまうようなサインを48パターン考えておくと、セックスレスには縁遠いラブラブ夫婦のできあがり。
あるいは、「072230」と数字の羅列で、「7日の22時半からベッドに行こうね」と日時指定もあり。子供に見られても絶対にわかりませんよ。夫婦でのセクシーな会話をどう切り出したらいいかわからない、という人は、LINEでリベンジです。
忙しい夫婦ほど隙間時間を使ってできるコミュニケーションツールを使いこなしています。「○○を買ってきて」のような「業務連絡」以外のラブ&セクシーなコミュニケーションも積極的に楽しみましょう。
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