FLV形式ファイルを他の形式に変換する

FLVファイルを他の形式に変換する大きな目的はおそらく、iPodやPSPといった外部機器で再生するためでしょう。
以前、ガイド記事「iPodで動画を楽しみ尽くしたいアナタへ」でも書きましたが、iPodをはじめポータブルAVプレイヤーの多くは、MPEG4形式が採用されています。
また、動画ファイルをDVDにする場合はMPEG2に変換する必要があります。

ファイルの形式変換には、その機能を備えたソフトを使えばいいのですが、ここでソフト選びについてユーザーとして知っておくべきことがあります。

FLVの種類とコーデックの関係を知る

「~.flv」という拡張子で一見、どれも同じに見えるFLVファイルですが、実は
  • FLV1……画質はさほどよくない。YouTubeなどで採用
  • FLV4……高画質。ニコニコ動画などで一部採用
と2種類あるのです。この違いは、FLVファイルを生成するときにどんなコーデック(データを圧縮・伸張するソフトウェア)を使ったかで決まります。
⇒詳しくはこちらを参照ください。

とはいえ、ユーザーとしてすでに作成されたFLVファイルをMPEGに変換したいだけなら、コーデックの詳細やFLV生成の詳細な仕組みを知る必要はありません。
ただ、たとえば開発時期が古いソフトだと最新のコーデックで生成されたFLVファイルを変換できないことがある、ということを頭の片隅に入れておいてください。

最近(2008年1月現在)の動向でいえば、Flash8で利用されているVP6コーデックを採用しているFLVファイル(例:ニコニコ動画)の変換に対応しているかどうかがソフト選びのカギになります。

現時点で、ガイドおすすめの形式変換ソフトは
  • iPod用に変換……「Videora iPod Converter」(以前ガイド記事で紹介
  • PSP用に変換……「flv2psp/flv2dvd」
  • DVD作成用に変換……「flv2psp/flv2dvd」
です。
「flv2psp/flv2dvd」については初めて紹介するので、その機能概要に触れておきます。

「flv2psp/flv2dvd」で動画を変換する

「flv2psp/flv2dvd」は、「ベクター」からダウンロードできます。

ダウンロードした「flv2psp_0_1_0.msi」(0_1_0部分はバージョンアップにより数値が変更される可能性があります)を起動し、インストーラの指示に従っていけばインストール完了。

スタートメニューのプログラム一覧に、「flv2psp version0.1.0」(0.1.0部分はバージョンにより数値が変更される可能性があります)があるのがわかります。

■「flv2psp/flv2dvd」操作法

「flv2psp/flv2dvd」は起動画面を持たないユニークなソフトです。
スタートメニューから「DVD互換のmpeg2ファイルを作成する」、「PSP互換のmpeg4ファイルを作成する」のいずれかを用途に応じて選択します。

すると、いきなり「Select Source Filename」ウィンドウが起動します。ここで変換元ファイルを指定します。

変換元ファイル指定画面
変換したいflvファイルをここで指定する

変換元ファイルを指定すると今度は、変換先ファイル名を指定するウィンドウ「Select Output Filename」が起動します。
ここで、変換処理を行って新規作成したいファイル名を入力します。

自動的に変換が行われ(このとき、コマンドプロンプト画面が表示されますが気にしなくてよいです)ます。

変換したファイルをPSPにデータ転送するなり、DVDを作成するなり自由に楽しみましょう。
(ただしDVD作成の際には私的利用の範囲内に留めることをお忘れなく)


flvファイルは今後、動画サイトの隆盛にともなってますます普及すると思われます。
他の形式とはちょっと毛色の違うフォーマットだけに、その性質と扱い方を早めにマスターしておくとネットライフがより一層充実すると思いますよ。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※OSやアプリ、ソフトのバージョンによっては画面表示、操作方法が異なる可能性があります。