「理科系専攻」に特にオススメのフリーソフト
化学や物理など、処理内容がとりわけ特殊なのが理科の分野。ここではそうした、理科系のそれぞれのニーズに特化したソフトを紹介します。■分子構造(式)を作成!「Winmostar」と「BKchem」
<Winmostar>
リアルな三次元の分子構造を作成可能な「Winmostar」 |
あらかじめ登録された基本的な分子構造をもとにアレンジを加えれば、数クリックで複雑な分子構造を作成することもできます。
作成した分子構造モデルは、回転や拡大縮小して表示することもできて使い勝手のよいソフトといえるでしょう。
<BKchem>
BKchemなら簡単に分子構造式が描ける |
禿筆すべきはその操作性。マウス操作でアイコンや描画した図形をクリックするだけで結合線が引けたり、分子の電化記号をつけたしたり線の種類を変更(二重結合線など)するのも簡単。
分子構造式は高校生から(学校によっては中学校から?)習う基本事項なので、役立つシーンは幅広くありそうですよね。
■電子回路をこれでシミュレート「KamiSim」
CR回路の直流・交流の線形解析ソフト「KamiSim」 |
■プラネタリウムをシミュレート「Stella Theater Lite」
きれいな星図を制作することができる「Stella Theater Lite」 |
時刻と観測地を入力することで、任意の場所、時間の星図を作成して表示してくれます。
惑星や衛星に加えて6等星以下までおよそ9000個の恒星、250以上の星団が登録されているため、リアルな星図が期待できます。
これよりもさらに精密な星図を求める人には、登録された天体数が26万個を超えるシェアウェアの「Stella Theater Pro」がオススメ。
今回は、特殊ともいえる「理系」にスポットをあててみました。
日常使うアイテムとして定着しつつあるPCですが、高度な演算処理を駆使する理系の分野とはやはり、相性がいいようですね。
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