「高齢出産」のリスク・デメリットを挙げる前に、踏まえておきたいこと
妊娠を希望する本人が、どう考えて「その年齢」での妊娠・出産に臨むのかが重要
妊娠・出産のタイミングについては本人が主体的に考える必要があり、妊娠を希望する本人が、どう考えて「その年齢」での妊娠・出産に臨むのかが重要です。そのことを前提として踏まえた上で、高齢出産のリスクやデメリットについて客観的なデータで正しく理解しておきましょう。
高齢出産とは……定義・割合・ライフプランの考え方
<Index>
- 高齢出産とは
- 高齢出産の定義……高齢出産と言われる年齢は何歳から?
- 高齢出産は出産数全体の何割か……現在は4人に1人が高齢出産
- 高齢出産は何歳まで……高齢出産の最高年齢は?
- 高齢出産のリスク
- 流産率が高くなる40歳は40%、45歳は50%
- 子供の障害のリスクが高くなるダウン症などの確率
- 高血圧症候群(PIH)、妊娠糖尿病など妊娠中に考えられる合併症
- 40代以上の「妊娠糖尿病」は20代の約3倍に増加
- 帝王切開になる頻度・初産と経産婦の違い
- 双子、三つ子などの多胎妊娠と高齢出産のリスク
- 高齢出産になるとリスクが急激に高まるのか?
- 高齢出産なら出生前診断を"受けるべき"なのか
- 出生前診断とは
- 主な出生前診断の種類と精度・リスク
- 出生前検査ですべての異常がわかるわけではない
- 出生前検査を受けるべきかどうかの判断は「本人」次第
- 高齢出産の不安・後悔
- 40代で妊娠、後悔、中絶手術……今、増えている現実
- 高齢出産だと産後の子育てが大変なのか
- 高齢出産で生まれた子供はかわいそう……?
- 高齢出産に臨むとき知っておきたいこと・準備
高齢出産とは
高齢出産とは何歳から?4人に1人が35歳以上で出産するという現実
高齢出産の定義……高齢出産と言われる年齢は何歳から?
WHO(世界保健機構)は35歳以上の初産、40歳以上の経産を「高齢出産」と定義しています。日本では、日本産科婦人科学会が35歳以上の初産を「高齢出産」、また50歳以上、または閉経後の出産を「超高齢出産」と定義しています。高齢出産は出産数全体の何割か……現在は4人に1人が高齢出産
近年の晩婚・晩産化と不妊治療の発達により、高齢出産は増加傾向にあります。厚労省の調査によると、1990年代には出産数全体の数%程度だった高齢出産の割合は、2000年代には10%台、2010年代には20%台と上昇を続け、2016年には28%超を記録しています。現在は、出産される方の4人に1人が高齢出産という時代なのです。
高齢出産は何歳まで……高齢出産の最高年齢は?
高齢出産には「何歳まで」という定義はありませんが、50歳以上、または閉経後の出産を「超高齢出産」としています。閉経後の妊娠は、過去に凍結しておいた自分の卵子や他の人の卵子を使うことによって、技術的に可能になってきています(※日本では自分の卵子以外は認められていません)。高齢出産の最高年齢については、国外も含めると様々な記録がありますが、数年前にはインドで72歳の女性の出産が報じられ、話題になりました。これは世界的に見ても極めて珍しい例です。
高齢出産とは……定義・割合・ライフプランの考え方
高齢出産のリスク
妊娠、出産、生まれてくる子どものこと…高齢出産ではどんなリスクが高まるのでしょうか?
流産率が高くなる40歳は40%、45歳は50%
流産の確率は、母体のライフスタイルや行動によるものではなく、いわゆる卵子の老化や染色体異常、卵子自体の生命力の低下により上がります。そのため、様々なデータで年齢との相関関係があることが明らかになっています。25歳、30歳の流産率は10%ですが、35歳になると25%。40歳は40%、45歳は実に半数の50%まで上がります。子供の障害のリスクが高くなるダウン症などの確率
年齢が上がるとともに卵子が老化し、それに伴って引き起こされる染色体異常は、自然流産や先天異常の原因などになります。発達障害などを含む、子供のトータルの障害の割合は不明ですが、一例としてダウン症についての数字を見てみると、20歳の出産で1/1667、25歳で1/1250、30歳で1/952の確率といわれています。高齢出産になる35歳になると1/385、40歳になると1/106、45歳では1/30と、年齢に比例してリスクは上がります。
高血圧症候群(PIH)、妊娠糖尿病など妊娠中に考えられる合併症
年齢が高くなると自然と高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクが上がり、これらは妊娠中毒症の原因にもなります。ひどい中毒症の場合、胎盤の発達が悪く、赤ちゃんが栄養不足になってしまうことも考えられます。40代以上の「妊娠糖尿病」は20代の約3倍に増加
高齢出産でリスクが高くなる産科合併症には、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、胎盤異常(前置胎盤や常位胎盤早期剥離)などがあります。出産年齢別の割合(頻度)を示します。出産年齢別「妊娠高血圧症候群」「妊娠糖尿病」「胎盤異常」の割合(頻度)
妊娠高血圧症発症率は35歳からリスクが少しずつ上がり、35~39歳で5.5%、40歳以上では7.6%と、35歳未満の2倍以上となっています。
妊娠糖尿病とは妊娠中に初めて発見された糖代謝異常のことで、産婦年齢別の妊娠糖尿病になる割合は報告によっても異なりますが、表に示した報告では35~39歳は17%、40歳では20%以上となり、20代と比べると約3倍の頻度になります。
帝王切開になる頻度・初産と経産婦の違い
出産に関してはもちろん個人差がありますが、高齢初産の場合は産道が硬く分娩が長びく傾向があります(分娩時間が長引く「遷延分娩」の基準は、初産で30時間、経産婦で15時間です)。出産が長引くと本人がつらいのはもちろん、赤ちゃんが仮死状態になる頻度が高くなることが問題で、あまりに長引けば帝王切開となります。胎盤の位置異常も年齢により増える傾向があり、その代表が前置胎盤です。全体の頻度は少ないものの、35歳以上では2%を超えます。前置胎盤ではほぼ100%が帝王切開分娩になるため、年齢とともに帝王切開が多くなる原因の1つと言えます。
高齢出産のリスクは初産と経産婦とでも違い、産道が一度開いて柔らかくなっている経産婦と比べて、高齢出産では初産の方がよりハイリスクになります。
双子、三つ子などの多胎妊娠と高齢出産のリスク
不妊治療を受けての高齢出産は多胎が多く、多胎妊娠そのものによるリスクと年齢によるリスクが掛け合わされるため、結果、単胎での高齢妊娠・出産よりもリスクは高くなります。高齢出産になるとリスクが急激に高まるのか?
年齢とともに子宮筋腫などの婦人科疾患、生活習慣病になる人が増えるので、産科合併症のリスクが上がってゆくのは仕方ないことですが、必ずしも35歳を過ぎると産科リスクが急激に高くなるわけではありません。年齢別の妊娠率、早産率、周産期死亡(妊娠満 22週以後の死産と新生児死亡をあわせたもの)率などを示したグラフを見ると、35歳以降の上昇が急峻になっているようですが、意図的に目盛りが付けられていて、より誇張されて見えるようになっていることも多いからです。特に40歳以上では出産総数(分母)がそう多くないので、1つのケース(分子)が起こると、割合が急に高くなることも考慮する必要があるでしょう。
リスクに関しては、具体的にどのくらいの頻度で起こるものなのかということを知っておくとよいでしょう。
高齢出産は何歳から?35歳以上初産のリスク・合併症
産婦人科医が解説!高齢出産で気を付けるべき事とは?
高齢出産のリスク・デメリットと知っておきたい考え方
高齢出産なら出生前診断を"受けるべき"なのか
先天的異常の有無を調べる出生前検査。受けるかどうかは主体的な判断が必要です
出生前診断とは
広い意味での出生前診断は、妊娠中に胎児に異常がないかどうかを調べることを指します。一般の妊婦健診で行っている超音波検査も、胎児の発育や骨格・心臓などに異常がないかを見ているので、広い意味では出生前診断に当たります。ここでの「高齢出産だから」受けるべきかどうか悩む、狭い意味での出生前診断は、高齢妊娠など染色体異常のリスクが高い妊娠において、妊娠の早い段階で先天的異常の有無を調べることを指します。
主な出生前診断の種類と精度・リスク
これまでに行われてきた出生前診断の方法は、「トリプルマーカーテスト」や「クワトロマーカーテスト」、「羊水検査」、「絨毛検査」です。いずれも妊婦側の希望があった場合のみに、任意で行う検査です。■ トリプルマーカーテスト/クワトロマーカーテストの精度・リスク
妊娠14~18週に妊婦から採血した血液の成分を調べる検査。胎児に影響はなく母体への負担も軽いという利点がある一方、羊水検査に比べ正確性に劣ります。また、異常の有無が分かるのは21トリソミー・18トリソミー・開放性神経管奇形の3種類のみに限られます。
いずれの場合も陽性結果が出たときは羊水検査を薦められます。
■ 羊水検査の精度・リスク
妊娠15~18週に羊水を採取してその数に含まれる代謝産物、あるいは浮遊する細胞の染色体を検査して、胎児の代謝疾患、染色体異常などを調べる検査。国内では年間約1万例実施されています。1/200~1/300の確率で流産を引き起こすリスクがあることや、胎児に異常が見つかった場合、中期の人工妊娠中絶につながる場合が多い、などの問題点があります。
■ 絨毛検査の精度・リスク
妊娠9~11週に胎盤の一部である絨毛を採取して染色体異常の有無を調べる検査。羊水検査よりも早い時期に検査ができるため、異常が見つかった場合の人工妊娠中絶の負担は軽くなりますが、羊水検査より流産の可能性が高いというデメリットもあります。
■新型出生前診断(しんがたしゅっせいぜんしんだん)とは
従来の出生前診断に加えて可能になったのが、新型出生前診断です。妊娠10週以降の妊婦から血液を採取し、その血液中に浮遊しているDNA断片を分析することにより、胎児の染色体異常を調べる非侵襲的検査です。
「新型出生前診断」はマスコミがつけた仮の名前であり、医学的に正確には「無侵襲的出生前遺伝学的検査(non-invasive prenatal genetic testing; NIPT)」、あるいは「母体血細胞フリー胎児遺伝子検査(maternal blood cell-free fetal nucleic acid (cffNA) test)」と言います。
■新型出生前診断の時期・特徴・精度
- 検査可能な時期:妊娠10週以降
- 方法の特徴:採血のみなので妊婦や胎児への負担やリスクが少ない
- 異常の有無が分かる疾患:21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーのみ(そのほかの染色体異常の有無は分かりません)
- 陽性的中率75~95%
- 陰性的中率99.9%
- 検査が受けられる人:35歳以上の高齢妊娠・本人または夫が染色体異常保因者・染色体異常がある子どもを産んだことがある人
出生前検査ですべての異常がわかるわけではない
出生前検査を受けるにあたって注意すべきなのは、検査ですべての異常が分かるわけではないということです。先天異常の赤ちゃんは、100人に3~5人程度の頻度で生まれ、染色体異常症は新生児のおよそ0.6%に確認されると言われています。新生児の染色体異常症のうち、ダウン症候群、18トリソミー、13トリソミーが占める割合は2/3程度であると考えられています。出生前検査を受けて「異常なし」という結果であっても、「正常な赤ちゃんが生まれてくる」ということとイコールではないということを理解しておく必要があります。
出生前検査を受けるべきかどうかの判断は「本人」次第
出生前検査を受けるかどうか、そしてその結果をどう受け止めるかは、妊婦本人とそのパートナーだけが決めることです。周りが「検査を受けた方がいいのでは?」と促したり、検査の結果を聞いて出した結論に対して意見を言ったりすることは絶対に控えるべきことです。検査を受けるかどうかは、まず遺伝カウンセリングを受けてからじっくり検討することをお勧めします。検査自体は負担の少ないものですが、出生前診断を受ける場合のメリットとデメリット、そして受けない場合のメリットとデメリットをしっかり考慮して、決して「気軽に」受けるものではないということを理解しておきましょう。
出生前診断・新型出生前診断とは…特徴・リスク・注意点
高齢出産前に知っておくべきこと…検査・準備等
高齢出産の不安・後悔
40歳代の予期せぬ妊娠で中絶を選ぶ人も
40代で妊娠、後悔、中絶手術……今、増えている現実
40歳以上で予定外の妊娠、中絶を選択する人の理由は、「いまさら育てられない」「上の子と年が離れすぎている」「育てたいが経済的な余裕がない」「重い障害が見つかり、支援者もいない環境では育てられない」と様々です。家族、夫婦の協力関係が確立しているなど、子育ての環境が整っているかどうかは、40代妊娠の選択を左右する大きなポイントと言えるでしょう。妊娠の可能性のある時期は、産むか産まないかも事前にきちんと男女で対話し、閉経までは避妊を完璧にすることが求められます。IUSなどを活用し、女性自身が自分で避妊方法を自己決定して、自分の身体や人生を守りましょう。
高齢出産だと産後の子育てが大変なのか
高齢出産だと産後の子育てが大変なのではないか、子育ての苦労で出産を後悔してしまうのではないか、と不安に思う方も多いようですが、産後の大変さはトータルで見ると年齢とはあまり関りがないのではないかと感じます。産後は体力的には大変な時期ですが、若くても体力がない人はいます。体力にはかなりの個人差があるので、高齢出産だから子育てが大変と一概に言えるものではありません。
子育ての大変さは、体力的な問題以外にも、仕事との両立や経済力など様々な要素が絡みます。キャリアを積んできた分、仕事の立場的に休みが取りやすかったり、仕事において熟練しているためキャリアブランクの支障が少なく済むなど、若年層にはないメリットもあります。
高齢出産で生まれた子供はかわいそう……?
高齢出産については様々な意見があるかもしれません。特に妊娠を目指しているタイミングや出産を控えている状況で、周りから「高齢出産は子供がかわいそう」といったネガティブな声を聞くと、不安になってしまうことと思います。これは、あくまでも「外野の声」に過ぎません。妊娠・出産についての「最適なタイミング」は本人が決めることです。何歳であれ、自分がベストと思う判断で、納得して妊娠・出産に臨むことがよいと考えます。
高齢出産のリスク・デメリットと知っておきたい考え方
高齢出産に臨むとき知っておきたいこと・準備
高齢出産に臨むとき、気をつけるべきこととは?
■早産リスクの原因は高齢出産よりも生活環境
高齢出産では、早産リスクが高く、低出生体重児出産が増えると言われていますが、実は高齢だけで早産リスクが高まることを裏付ける研究結果はありません。子宮筋腫などの婦人科疾患、生活習慣病の有無のほか、生活環境がリスク因子となるのです。
この中で妊娠中に気を付けられることは、生活環境を整えることだけになります。予防はできないにせよ、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病の軽症タイプでは、増悪させないためには、バランスのよい食事をとり、できるだけ規則正しく生活を整えて、無理なくストレスの少ない生活を送ることが大切です。これは年齢によらないことですが、合併症のリスクの高まる高齢出産では特に大切なことです。
■医師との信頼関係など、安心できる環境をつくる
可能であれば、相性が良い医師と信頼関係を築き、安心して医療を受けることができる環境をつくることも大切です。
例えば、妊娠糖尿病では以前は厳しい食事制限が中心でしたが、それが行き過ぎると赤ちゃんに十分な栄養が届かないリスクがあることもわかっています。今は、適切な食事(カロリー)は摂って、必要であればインスリン注射で血糖値をコントロールする方が母子ともにメリットがあると考えられているのですが、こうした説明を受けても医師との信頼関係がなければ、それが適切な医療介入であっても、なかなか受け入れられないことがあるのです。
■高齢出産の病院選びのポイント・注意点
現在は産院にも様々な種類があり、医療面の充実の違いはもちろん、母乳育児に力をいれている産院や、家族同室で過ごせるように工夫された産院、また、産前産後の母親に対するサービスを充実させた産院など、選択肢は様々です。
高齢出産だからと言って全てが特別なお産ではないので、自分が何を優先したいかで選ぶのがよいでしょう。ただし、合併症がある場合は、総合病院やNICUを完備している産院を選ぶ方が安心です。
■高齢出産で自宅出産や助産院出産は控えるべきか
高齢出産と一言でいっても、年齢にはかなりの幅があり、35~40歳の場合、34歳の人とそれほど大きなリスクの違いはありません。
自宅出産や助産院は万一の場合に素早い医療的処置ができないことも実際にありますので、合併症がある場合は総合病院やNICUがある病院を選んだ方が出産リスクを下げることができます。
それぞれの違い、特徴、万一の場合のリスクなどを正しく理解した上で、合併症や妊娠中のリスクを作らずに「主体的に生む」覚悟があれば、産む本人の選択でよいのではないでしょうか。
■高齢出産は産後の肥立ちが悪い?「葉酸」の必要性は?
「産後が辛いのではないか」「産後の肥立ちが悪かったらどうしよう」と不安に思う声も聞かれますが、産後についても高齢出産だからといって一概に言える傾向はなく、いずれも本人の元の体力とお産の経過によります。妊娠前からの体力づくりや、妊娠を考えている女性に必要な栄養素である「葉酸」を摂ることは、年齢に関わらず同じです。
■高齢出産に必要な金銭的な準備や周囲のサポート体制は?
高齢出産だからといって出産に臨む上で特別な準備は必要なく、金銭的な準備も周囲のサポート体制なども、他の年齢の方と同じと考えてよいでしょう。もし子供の成人を見届けられない可能性がある年齢であるならば、自分に何かあった時の後見人や金銭的フォローの準備は必要かもしれません。
産婦人科医が解説!高齢出産で気を付けるべき事とは?
高齢出産前に知っておくべきこと…検査・準備等
高齢出産とは……定義・割合・ライフプランの考え方
現時点で34歳以下の方、特に30歳未満の方は、高齢妊娠・高齢出産のデメリットや、そもそも年齢によって妊娠率が下がるという、データから読み取れる客観的事実は事実として正しく認識して、自分にとっての「ベストな産み時」を考えることが重要です。「高齢出産にならないようにしよう」と考えるのではなく、「私的にはいつがいいのか」を考えてライフプランを立てるようにしましょう。
一方、すでに35歳を過ぎていて、妊娠を考えている人は「なぜこのタイミングでの妊娠・出産が自分と赤ちゃんにとってベストタイミングなのか」を明確にすることが重要です。なぜ2年前ではなく、1年後でもなく「今」なのかの意味付けをすることで、その年齢で産むことに重要な価値が生まれるのです。
これから高齢出産を控えている方は、あなたにとって「この年齢を選んだ」意味が必ずあります。その意味を大事にして、出産に臨まれてください。