インテリアコーディネート

音符の形のキュートなヤツ! オタマトーンを奏でよう

インテリアや建築を始め、さまざまなデザインに精通する喜入さん。そんな、こだわりのある喜入さんが注目したのはとある楽器。誰でも簡単に音が出せて、使う人が自由に弾き方を模索できる独創性に富んだ可愛らしい楽器、それが「オトマトーンDX」!

喜入 時生

執筆者:喜入 時生

インテリア・建築デザインガイド

オタマトーンデラックス全体の姿

「オタマトーンDX」は全長44cm、普通のオタマトーンの1.5倍
 

オタマトーンは音符記号のおたまじゃくしの形をした新しいコンセプトの楽器です。音楽を中心にアート活動を行うユニット「明和電機」が2010年に発表したプロダクト。

ネック部のシッポスイッチと呼ばれる指板に指を乗せたりスライドさせたりするだけでカンタンに音が出せます。さらに本体のお口を開閉することで音色に表情を付けることもできるんです。

機能やサイズはいろいろありますが、私としては家や空間のデザイン、インテリアとしても映えるものがよりよいと思い、大きめサイズの「オタマトーンDX(デラックス)」をイチオシします。

   

音を出すのは超カンタン!音程の練習も楽しい

この楽器は、正式な弾き方はないと考えて感覚的に音を楽しむのが良いと思います。ネックを持つのも、左右両方の手を試してやりやすい方で持てばOK。

持ち方が決まったらシッポスイッチを押したりスライドさせたりしてユニークな音を楽しみましょう。お口パクパクのタイミング、そして運指にもルールはありません。

自分で使いながら生み出しましょう。
オタマトーン演奏中

シッポスイッチがサイズアップし、演奏性能が向上

 

ペットのようにかわいい。インテリアにも最適

 
オタマトーンお口閉じ

カラーはブラックとホワイトの2種類
 

オタマトーンお口あけたところ

口を開閉して音色を変化させることができる


音はいわゆるビープ音とよばれるブザーのような電子音です。裏側のスイッチで低・中・高と3段階に音の高さを変えられます。中・高音部は、動物の鳴き声や人の声のように聞こえることもあります。私のお気に入りの低音はふくよかなチューバのような、ガマガエルのような心地いい音がします。

音程を取るのが難しいですが、触っているうちにだんだんとコツが分かってきます。でも外れたオンチなオタマトーンの音も魅力的なんですよ。

 

スピーカー出力もできて楽しみ方いろいろ

オタマトーン操作スイッチ

電源、ボリューム、音程を変えるスイッチ、LINE OUT端子などがある


こんなかわいい見た目に反して、ステレオヘッドホンジャックが装備されています。スピーカー出力も可能なので友達と合奏してみるのも楽しいですよ。

笛でもラッパでもない、ギターでもなければバイオリンでもない。音を出すのはカンタンでオモチャみたいだけど、演奏はそれなりに難しい。そんな不思議で奥深い世界を持つ21世紀型の愉快な楽器を、自由に楽しんでくださいね。

 

DATA
株式会社キューブ | オタマトーンDX(デラックス)

色:ホワイト/ブラック
大きさ:全長44cm
仕様:単3乾電池×3本使用(テスト用電池付属)/ 専用ストラップ付属
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます