私はと言うと、どちらもしません。1週間程度の旅行でしたら、ホテルのWi-Fiで十分ですから。ただ困るのはホテルから一歩出たとき。Wi-Fiがないと、土地勘がないのに地図も見られないし、調べ物もできません。
でも、実は「Googleマップ」には、オフライン(Wi-Fiなどインターネットにつながっていない状態)でも地図を見られる機能があるんです。海外だけでなく、日本でのサービスもいよいよ開始されるので、これから国内旅行や日常生活でも重宝すること間違いなしの機能です。
ネット環境下で事前にDLすればどこでも使える
このオフライン機能は、「Googleマップ」の地図データをあらかじめダウンロードしておけば、インターネットにつながっていなくても、マップを見られる機能です。渡航先が決まったら、日本国内でダウンロードしていくか、現地に着いてからでもホテルなどでダウンロードすることが可能。ネット環境さえあれば、どこでもダウンロードできます。ただし、韓国や中国などのいくつかの国では使えないようなので、渡航前に確認しておいた方がいいでしょう。
ダウンロードの方法は?
やり方は簡単です。ハワイを例に、ダウンロード手順をご説明します。【1】まず「Googleマップ」を起動して、画面左上のメニューバーを開き、ログインします。(Googleのアカウントが必要です)次に、検索バーで旅行先の地名を入力して検索。
「ハワイ」と検索するとこの画面が表示される
【2】画面下部のバーをタップすると下のような画面になり、右上の「…」をタップすると「ダウンロード」ボタンが出てきます。 【3】「ダウンロード」をタップすると、地図内に枠が表示されるので、拡大・縮小させて範囲を指定します。
「ダウンロード」を押し、ダウンロード範囲を選択
【4】範囲を決め、画面下部にある「ダウンロード」をタップすると、ダウンロードが開始されます。これで完了です。
簡単ですよね? ダウンロードした地図を確認するには、メニューバーにある「オフラインマップ」から見られますので、ぜひ一度試してみてください。
メニューバーの「オフラインマップ」を開けばオフラインでも使える
ついに決定!日本国内でのサービスも開始
Googleは2019年3月6日に、日本向け「Googleマップ」のアップデートを発表しました。そのなかに、オフラインマップ機能が含まれており、日本国内でも今後数カ月以内に追加される予定だそうです。「海外旅行には便利そうだけど、日本国内なら必要ないのでは」と思われるかもしれませんが、通信速度制限がかかって、なかなか地図が開けないという経験をしたことがある人も多いのでは? そんなときにはこのオフラインマップを事前にダウンロードしておけば、「地図が開けず、目的地にたどり着けない!」ということもなくなるので便利ですね。
DATA
Googleマップ┃オフライン機能