まずは計画ありき
今や人生は100年時代ともいわれています。それゆえライフプランを立てることはとても大切であり、必要不可欠です。そもそもライフプランは人生設計ともいわれ、何やら難しいイメージを抱きがちです。とはいえ実情では何年後にどのようなイベント(進学、卒業、結婚、出産、定年退職など)があり、そのためにはどれくらいお金を準備しておくとよいのかを考え、プランニングすることなのです。
いきなりライフプランを立てることは難しいかもしれませんが、まずは必ず迎える入進学や退職などのイベントは何年後にあるのか、そのときにはどれくらいのお金が動くのかを考えてみましょう。その他、いつ旅行に行きたいのか、マイホームはいつ購入するのかを考えていき、お金の流れを把握し、どれくらいのお金があればよいのか、大まかな流れを掴んでおきます。
よい意味でどんぶり勘定でOK!
お金のことだからと細かく計画しなければと思うかもしれませんが、あくまでも予定にすぎません。人生が計画通りに進むかは誰にも分かりませんし、嬉しいハプニングがあって予定変更があるかもしれないですから。ライフプランを立てるときの予算立ての王道は、収入は少なめに見積もって、支出は多めに見積もるようにします。そうすることで、家計は必ずプラスになるハズです。
とはいえ、人生には思わぬ出費がつきもの。計画通りにお金がプラスになっていないときには、調整可能な旅行や自動車の買い替え、自宅の住み替えといったイベントの時期をずらしていきましょう。
1年に一度は見直しをする
プランを立てていることで、何年後にいくらお金が必要か分かりますので、それに向かってお金を貯める目標が明確になります。貯蓄に限らず、目標が定まっていなモノやコトは実現しにくくなりますので、明確にするのは◎。より具体的に写真などを貼ってプランニング表を作れば、さらにモチベーションはアップするかも?!綿密に立てたプランだから変更はないかもしれませんが、イベントは変わらずともお金の流れは予定と変わっている可能性があります。ライフプランは1年に一度見直しをし、過不足を明確にしておきます。
特にプラスになっているときにはすべてを貯蓄に回す、一部を運用に回しておくなどしておけば、当初の計画以上にお金の貯まるスピードが早くなります。
ライフプランは見直しをすることで気づかない無駄遣いを明らかにすることができますし、しなくてもよいイベントなども確認することができます。必然とお金との向き合い方が変わってきます。今、何のためにお金を貯めるべきかを知ることで、それに適した貯蓄方法や運用方法を選ぶことに役立つのです。
ちょっと面倒に感じるライフプラン立てですが、自分の未来予想図をできるだけ早く描くことで、お金は貯まりやすくなっていきます。是非、プランを立ててみましょう。