端末については、富士通(F)、NEC(N)、パナソニック(P)、三菱(D)、シャープ(SH)の5機種が用意される予定となっていますが、そのうち現時点ですでに店頭にならんでいるのは、F、N、Pの3機種です。どれも個性的な携帯電話ですが、現在発売されている3機種のそれぞれのチェックポイントを押さえてみましょう。
■セキュリティ機能とパソコン連携で、データ管理は安心、確実。「F900i」
1)指紋認証センサー
F505iにつづき、F900iでも指紋認証センサーを搭載。今回は指スライド式に改良され、認証率がアップしました。指先をセンサーにスライドさせるだけで、セキュリティロックの解除がスムーズに行えます。プライベートのメールやアドレス情報などを他人に見られる心配がありません。
2)パソコンとのデータリンク機能
スケジュールや電話帳データをPC(MicrosoftのOutlook)と携帯電話で共有できるソフトウェアが、CD-ROMで提供されます。これにより、携帯電話をまるでPDAのように情報管理ツールとして使いこなすことが可能になります。ただし、別売りのUSBケーブルが必要です。
カラー:ライムグリーン(写真)、ネイビー、シルバー
■2メガピクセルカメラ、ドラクエ搭載、なのに最軽量。「N900i」
1)200万画素カメラ搭載
前機種「N2102V」では32万画素だったカメラ機能が、「N900i」でいきなり記録画素数200万画素を実現。夜景撮影に最適なナイトモード、速い動きに対応するスポーツモードなど、撮影の状況に応じたモード切り替えが用意されています。また、動画撮影では、お目当てのシーンが撮影できるまで、保存可能時間が過ぎても撮影を続けることができ、停止ボタンを押した時点から一定時間さかのぼって保存することが可能になりました。時間切れが原因で、肝心なシーンを逃すという心配がありません。
2)ドラゴンクエスト1内蔵
名作のRPGといわれる「ドラゴンクエスト1」が、プリインストールされています。これまで携帯電話ゲームアプリといえば、通勤通学途中の暇つぶし的なイメージがありましたが、もうこれからは、忙しい時間を割いてもやりたくなってしまうゲームと言えそうです。
3)FOMA900iシリーズ中、最軽量
機能の一つ一つが進化して、充実のスペックでありながら、FOMA900iシリーズ中、最軽量の115グラムを実現。スッキリボディに仕上がりました。
カラー:オレンジ(写真)、シルバー、ブラック
■着せ替えできる、ファイナルファンタジーができる、欲張りケータイ。「P900i」
1)スタイリッシュデザイン、選べるカスタムジャケット
20代の高感度なユーザーをターゲットにデザインされたというスタイリッシュなデザインが、なんといっても一番の特徴。選べるカスタムジャケットは、ポップなカラーから、シックなトーンのものまで用意されています。「自分の個性を携帯電話でアピールしてほしい」(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)。カスタムジャケットは1枚800円。ただし、品切れで入手困難なショップも続出しているようなので、端末の購入前にお目当てのカスタムジャケットが手に入るか、確認しておいた方がよいでしょう。
2)ファイナルファンタジー1内蔵
1987年の登場以来、シリーズ累計出荷4500万本を誇る「ファイナルファンタジー」が、ついに携帯電話ゲームで登場。その第1作目が「P900i」にプリインストールされています。また、「ファイナルファンタジー」のキャラクター待受画面や、着信メロディも搭載され、ゲーム好きの方におススメです。
カラー:ブラック×クリアホワイト、シルバー×ストライプレッド、シルバー×ドットブラック
■■参考■■
FOMA900iシリーズ第2弾の記事は >> コチラ
(「SH900i」と「D900i」のチェックポイントを紹介)
「NTTドコモ・FOMA900i」 URL:http://900i.nttdocomo.co.jp/
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