青森の観光・旅行

青森駅周辺の素敵なショップ&カフェ(5ページ目)

新幹線や飛行機で帰路につくまで、まだ少し時間がある。そんな時は青森駅に立ち寄って、駅周辺を散策してみてはいかがですか。青森生まれのアイテムを探したり、地域の人に愛されているカフェに立ち寄ったり。もうちょっとだけ青森で、心地よい潮風を受けながら……。

執筆者:井藤 雪香

 

駅前エリアの愛されカフェ

青森駅から徒歩圏で、地域の人から愛されているカフェをいくつか紹介します。散策の合間に立ち寄って、ほっと一息。方言混じりの会話に耳を傾ければ、青森らしさも感じられます。

■COFFEEマロン
マロン

青森市の喫茶店といえばココです

1970年、大阪万博の年に開業したマロン。当時の若者からも今の若者からも、絶大な支持を得ている喫茶店です。

「昔は青森駅周辺にたくさんあった喫茶店も、今は1/4以下に減ってしまった」とオーナーさん。とても貴重なお店です。

自家焙煎の珈琲店だから、もちろん自慢はコーヒー。けれど、ランチ時の食事メニューやパフェ・ケーキなどのデザートもほっぺたが落ちるほど美味しいというのを、ファンはちゃんと知っています。
 

「特製マロン風フルーツパフェ」には季節のフルーツがたっぷり。よく見ると、“マロン”もちゃんとのっています。生ジュースは、苺、桃、メロンというように、季節ごとに種類が変わります。
マロン店内

旬のフルーツをたっぷりと使ったパフェ(800円)&生ジュース(480円)

店内はオーナーさんのコレクションで埋めつくされ、まるでタイムスリップしたかのような感覚に。懐かしい雰囲気を楽しめます。
マロン店内

アンティーク小物や古道具で昭和ムードが漂う店内

古時計にランプ、鉄道プレートまで、マニアじゃなくても楽しくなってしまうコレクションは見ていて飽きません。なかにはお客さんが持ってきてくれたものもあるのだそう。
マロン店内

鉄道プレートには懐かしい「上野行」の文字が。時の流れと旅情を感じる空間です

ランチの時間は賑やかですが、ひと段落すると、お店にゆっくりとした時間が流れます。親しみやすいスタッフさんとおしゃべりをしたり、懐かしい空間で思い出を振り返ったり。思わず長居してしまいそうです。

住所:青森市安方2-6-7
TEL:017-722-4575
アクセス:JR青森駅より徒歩約10分
営業時間:7:00~22:30
定休日:第1・3水曜(不定休)

■PENT HOUSE(ペントハウス)
ペントハウス

「昭和通り」沿いのビルの3Fにあります

2012年11月にオープンした、メキシコ料理のカフェダイニングバー。
青森市ではこれまであまり見かけなかった、モダンメキシカンを楽しめるお店ということもあり、早くもファンがたくさん。
 
ペントハウス

階段を上がった先に、入り口が……

ビル3Fの扉の向こうには、思いがけず開放的な空間が待っています。入り口で靴を脱ぐ、居心地のいいスタイル。ソファ? じゅうたん? それともハンモック? どこに座るか迷うのも楽しいです。

 

ふかふかのクッションとラグがそなわったローテーブルの席。それに、吊り下げられたハンモックも、見ているだけで居心地のよさを覚えます。
ペントハウス店内

カラフルなクッションが散りばめられた店内。ついつい長居してしまいそう

ソファ席も味があります。窓の外に目をやりながらコーヒーを飲めば、青森の街ナカにいるという実感を存分に楽しめます。
ペントハウス店内

窓際のソファ席で過ごすコーヒータイムは格別

メニューのなかに青森らしさを見つけました。「嶽きみを使ったメキシコ風焼きもろこし」。糖度が高いことで有名な岩木山麓・嶽高原の嶽きみを通年でいただくことができます。メキシコ風で味わえるのはここだけ!? 15時からのグランドメニューで注文できます。夜だったら、青森の銘酒と一緒につまんでも。
ペントハウス店内

「嶽きみを使ったメキシコ風焼きもろこし」(650円)(写真提供:ペントハウス)

意外な点がひとつ。ランチタイムは子ども連れに人気なんです。もちろん理由は、ローテーブルの席があること! 街ナカに子連れで気兼ねなくランチを楽しめるカフェは少なく、貴重なスポットとなっています。

住所:青森市古川1-17-21
TEL:017-762-7218
アクセス:JR青森駅より徒歩約10分
営業時間:12:00~翌1:00
定休日:水曜(不定休)

自家焙煎珈琲豆専門店Cafe des Gitanes(カフェ・デ・ジターヌ)
カフェ・デ・ジターヌ

“ジターヌカラー”の蒼色が目印。ニコニコ通り駅寄りにあります

ファンが多い、青森の自家焙煎珈琲のお店「カフェ・デ・ジターヌ」。その日のお店指定の銘柄をマグカップ一杯300円で提供する“立ち飲みカフェ”は、知る人ぞ知る存在。自家焙煎珈琲豆屋さんのコーヒーを気軽にいただけると、密かな人気を集めています。

あまり時間がないビジネスマンや観光客も立ち寄ることが多いそう。

 
コーヒーを淹れてくれるのは、日本スペシャルティコーヒー協会のコーヒーマイスター有資格者。コーヒーについて何でも答えてくれます。
デ・ジターヌ店内

店内には椅子席もあるので、散策で疲れた足を休めることができます

ジターヌ自慢の豆を使って、ハンドドリップで淹れてくれます。コーヒーのプロと、コーヒーについて語り、コーヒーを味わう時間。コーヒー好きにはたまりません。
デ・ジターヌ店内

プロがコーヒーを淹れる様子を見ることができるのも嬉しいところ

ジターヌは、豆の品質管理にとても力を入れています。コーヒー豆もまた農作物なので、なかには状態が良くないものもコンスタントに混ざっています。それを、手作業で一粒一粒丁寧に検品。それから適正に焙煎して、そのあとにまた検品。そして、焼きたてのうちに販売。だから、良い豆だけを使ったコーヒーになるんです。
デ・ジターヌ店内

使う分だけ焙煎。新鮮なコーヒーが並びます

ジターヌの4つのブレンドのなかには、「青森ブレンド」があります。これは、青森の四季をイメージして作られたもの。長い冬を耐え、春・秋が短く、夏を思いきり楽しむ青森市民を想い、それぞれ特徴の強い豆を使用。また、青森市民は酸味を好まない人が比較的多いというところも考慮された味に仕上がっています。持ち帰って、自宅で思い出に浸りながら飲んでみるのもいいかもしれません。

住所:青森市古川1-1-4
TEL:017-723-0175
アクセス:JR青森駅より徒歩約5分
営業時間:12:00~18:30
定休日:日曜、月曜

■カトルカフェ
カトルカフェ

カドリーユの隣にチャロ文房具店、その奥にカトルカフェがあります

1ページ目で紹介したカドリーユ併設のカフェ。雑貨選びのあとに立ち寄ってみてはいかがですか。

カドリーユ同様、長きにわたって地域の人から愛されている“雑貨屋さんのカフェ”。雑貨屋さんらしいかわいいディスプレイに心惹かれます。
 

手作りのクッキーやスコーン、瓶入りジュースはテイクアウトOK。新幹線や飛行機の時間が迫っていたら、さっと買って行きましょう。
カトル店内

見た目もかわいい瓶入りジュース

時間があったら、やっぱりゆっくり過ごしたい。ランチタイムなら、「角煮ごはん」「タコライス」「BLTサンド」などのカフェごはんをいただけます。
カトル店内

まったりできるソファ席と、明るい雰囲気のテーブル席があります

ドリンクメニューも豊富です。取材時(5月)の人気は「フレッシュミントソーダ」。美味しく楽しいカフェタイムになりそうです。

住所:青森市古川1-16-2
TEL:017-723-4789
アクセス:JR青森駅より徒歩約10分
営業時間:11:30~19:00
定休日:不定休

※詳細は各店舗へお問い合わせください。
※情報は2013年5月現在のものです。最新情報について変更となっている可能性があります。予めご了承くださいませ。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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