戸井田園子が注目した2018年の家電業界トピックス
「コネクト家電登場の兆し」

家電アワード2018

 

家電がネットにつながることが当たり前になった世界に比べ、開発が遅れているのが日本の現状。世界はいま、家電同士、家電とサービスがつながる「コネクテッド」が進行中です。

一方日本では、AIoTを提唱し具体的な製品提案をしていたのは、シャープのみ。1日も早く多くのメーカーが本気で開発に着手してくれることを期待していた中、今年2月に日立が「コネクテッド家電」に力を入れると発表をしたり、ダイキンがAIスピーカーとの連動を拡大するなど、いよいよ「コネクテッド」に参入する兆しがアチコチで見え始めました。

「ニーズがないから開発をしない」のではなく、メーカー主導で家電の未来を消費者に見せるのが、まさに今です! 「兆し」を大事に育てて欲しいと思います。
 

滝田勝紀が注目した2018年の家電業界トピックス
「時短を一歩進めた時産家電がブーム」

家電アワード2018
夫婦共働き世帯が増え、家庭内でも働き方改革を実行しないと、家事を満足に全てこなすことはできない状況。もはや時短という対策では実現不可能になり、その一歩先行く“時産”家電がブームに。

具体的には電気鍋や食洗機、ロボット掃除機などの高性能化などがより顕著になり、もはや洗濯機やエアコンなどと同様、導入しない理由がないほどいい製品が豊富に揃い始めています。

人がやる必要がないものを、家電に任せてしまうという“家事をアウトソーシング”する流れは、2018年を皮切りに、より加速していくことは間違いありません。
 

安蔵靖志が注目した2018年の家電業界トピックス
「米アマゾンと中国ハイアールの提携発表」

家電アワード2018

 

米アマゾンと世界の家電市場でトップクラスのシェアを持つ中国ハイアールがコネクテッド家電(ネット家電)の開発に向けて技術提携を発表したのは大きなインパクトでした。

アマゾンはECサイトだけでなく、機器同士をネット経由でつなげるために必要な「クラウドサービス」のプラットフォーム、声で家電などを操作できる「スマートスピーカー」なども提供しているため、日本を含めた世界中にハイアール×アマゾンのコネクテッド家電が一気に広がっていくかもしれません。

日本の企業も家電のコネクテッド化を進めているところなので応援したいところですが、2社の“巨人”の動向は今後とも要注目です。
 

コヤマタカヒロが注目した2018年の家電業界トピックス
「スティック掃除機戦国時代」

家電アワード2018
2018年最も盛り上がった白物家電がスティック掃除機です。パナソニックからはフラグシップモデルとなる「パワーコードレス」が登場。ダイソンも「V10」が好評です。また北米市場で高いシェアを誇るシャークも日本市場に参入しています。

シェア面でも、キャニスター型掃除機を追い抜き、今やスティック掃除機がトップ。 2019年もその勢いは続きそうです。




 

田中真紀子が注目した2018年の家電業界トピックス
「美容家電のIoT化」

家電アワード2018

 

IoTの波がついに美容家電界にも到来。すでに、スマホで測定した肌の状態に合わせて美容液や乳液を調合するシステムや、測定結果をもとに最適なコースを自動選択する美顔器、搭載カメラで肌分析して適切なスキンケア方法をアドバイスするミラーなどが登場しています。

そもそも効果的な美容法は個々の肌質やその日のコンディションによって変わってきますので、専門知識がなくても、その都度最適なケアができるのは画期的なこと。肌分析で肌の状態がよくなれば、ケアへのモチベーションも上がりますので、導入器がますます増えていくことを期待しています。

 

伊森ちづるが注目した2018年の家電業界トピックス
「IoT対応家電の増加」

家電アワード2018
ネットと接続するIoT家電のラインアップが増加中。スマホを使って家電が操作できるだけでなく、ネット経由で取得した気象情報を元に家電の使い方をアドバイスする機能なども備えており、ますますできることが増えている。

とはいえ、海外に目を向けると、冷凍食品業者やスーパーなどとサービス連携をすすめるボッシュ、車の帰宅のルートを把握してオーブンの予熱をすませるシーメンスなど、日本よりもIoT機器が生活そのものを変化させるものへと進化している。

こうしたグローバルの動きに対し日本メーカーがどのような戦略を打ち立てていくのかが来年の注目ポイント。

 

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