預金・貯金

お金持ちを目指すならプロトコールマナーを知っておこう

2020年には五輪、2025年には大阪万博を開催する等、外国人と接する機会は多くなってきました。それに先んじるようにビジネスの世界ではグローバルなネットワーク、お付き合いが増えてきています。まさに名実共にグローバル化が進んでいる今だからこそ、ビジネスシーンに対応できるマナーを知っておくことが必要になりました。

飯田 道子

執筆者:飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術ガイド

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郷に入っては郷に従えと言う諺がありますが、これはあくまでも個人のスタンス。この考えをビジネススタンス持ち込んでしまうと、思わぬトラブルを引き起こしかねません。

チャンスをピンチにしないためにも、まずは国際的マナーであるプロトコール(もしくはプロトコル)について知っておくことが大切です。
 

おじぎはNG?!

日本人同士で挨拶する場合は、おじぎをするのが基本の動作なのですが、外国では日本のようなおじぎの習慣がないところがほとんどです。

外国人からすると日本式のおじぎは、「落ち着きがない人」と言う印象を与えてしまいます。どうしてもおじぎを取り入れたいのであれば、相手の目を一度見てから、ゆっくりとするようにすれば、落ち着きのない人という印象はありません。

日本・日本人とビジネスや交流を持つ外国人は理解しているハズなのですが、外国人と挨拶をする場合の基本は握手です。握手をする際には相手の手をしっかりと握り、アイコンタクトをすることも忘れないようにしましょう。

握手をする習慣のない日本人の場合、ちょっと恥ずかしく感じることがあるかもしれません。日頃から練習しておくと、イザという場面でも堂々と振舞うことができます。
 

名刺はメモ帳?! 異文化に衝撃を受けることも…

名刺交換をする場面では、驚くこともしばしばあります。
海外のビジネスシーンでも名刺交換は普通に行われますが、名刺交換はお互いのことを知る第一歩。きっかけにすぎません。

外国人は効率化を最優先。会話しながら、会議中等に名刺にメモを取ることもしばしばあります。理由は、そこに書けるモノはあるからなのです。私たち日本人からすると馬鹿にされているように感じることがあるかもしれませんが、悪意はありません。外国にはそのような習慣もあるのだ、と理解しておくことが大切です。

よく話をしながら、話を聞きながら腕を組んでいる人を見かけますが、この腕を組むという行為はアメリカ等では敵意を持っている、気に入らないと思っていると受け取られることがあります。

その他、親指を立てると屈辱と思われる国もあるようですし、手招きは「こっちに来るな、あっちへ行け」というように日本とはまったく反対の意味を持つ国もあります。
写真を撮る際、若い人を中心に裏ピースが流行っています。これは中指を立てるのと同じ意味を持つ国もあることもあります。ビックリしますよね?

日本国内、日本人同士なら当たり前のことであっても、外国人からすると「何でそんなことをするの?!」となることも。国の内外を問わず外国人が同席する場合には、日本人にとっては当たり前なボディーランゲージは、できるだけ控えるほうがよいでしょう。
 
国際マナー

話し込んでいるうちに、つい腕を組んでしまっているという人もいます。外国人とのビジネスに限らず、「腕組」は、できるだけ避けたいボディーランゲージです。

 

国際マナーを知ってビジネスに役立てる

特定の国や地域とビジネスをする場合には、「相手国の文化や風習にはどのようなものがあるのか?」「失礼にあたることは何なのか?」を事前に知っておくことが必要です。

もちろん、相手側も日本の文化や風習を理解しているとは思いますが、相手への理解を深めるためにも大切なことです。

また複数の外国人を招いた接待の席等の場合、どのような席順にするのか、悩ましく感じている人も多いのではないでしょうか? そのような場合は、国対国で実践しているプロトコール(もしくはプロトコル)という、各国を平等に扱うためのマナー・ルールを参考にしてみて下さい。

代表的なことではパーティの際の席順があげられますが、その他にも食器類の並べ方やリネン類のサイズ等も決まっています。

宗教上NGな食べ物等は最低限、押さえておかなければなりませんが、それ以外、相手の方がどのようなカルチャーを持っているのかが分からなくても、プロトコールを実践していれば恥ずかしいことはありません。海外の方をおもてなしする必要はあるのなら、参考にしてみて下さいね。

セレブを目指すなら、セレブが実践するマナーを知ることは必須。ビジネスの場面はもちろんのこと外国人が多く出席するパーティの際にも、意識しておきたいものです。
 
国際マナー2

外国人や大切な人をおもてなしをする場合はいろいろなことに気を配らなければなりません。雰囲気作りに成功しても、マナーが間違っていたら思いは伝わりません。相手の好みだけでなく、その人のバックグラウンドを知っておきましょう。


参照:外務省「国際儀礼(プロトコール) ~伝統的な国家間のマナー」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol119/index.html
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