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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました

妻に文句を言われたら素直に「ごめん」と謝る

「妻に不機嫌になられるくらいなら我慢したほうがマシ!」と、イマドキ夫

「妻に不機嫌になられるくらいなら我慢したほうがマシ!」と、イマドキ夫

今どきの40代以下の夫たちは、一昔前の男たちと比べてむやみに威張ったりしなくなっている。彼らに聞くと、「妻に不機嫌になられるくらいなら我慢したほうがマシ」とのこと。そこが家庭における彼らの処世術らしい。

「僕だって家事を手伝っているつもりなんですけど、まだまだ不足みたいですね」

落ち込んだ表情でそう話すのは、カズノリさん(43歳)だ。ゴミ捨てはしているし、休日には料理だって腕をふるう。だが妻に言わせれば、「あなたはきちんとゴミを仕分けしたりしない。ゴミ捨ての曜日だって知らない。玄関に出していくのを持っていくだけ。だからダメ」と言われるそうだ。

「そこまで知らないといけないのかなあとは思うけど、妻は早朝に起きて子供たちの弁当を作ってパートにも出ている。それを思うと何も言えない。だからごめんねって謝るしかないんですよね」

まあ、謝っておけば大嵐にはなるまいという男性の魂胆も透けてみえるのだが、謝るだけ誠意があるとも言える。

とにかく、男たちは妻に何か言われるのを怖れている。妻が不機嫌になったら、自分の居場所がなくなるように感じているのだ。大変だなあと思わざるを得ないが、妻の立場にしてみれば、「もっともっと家事をやって」と言いたくもなるのだろう。

「たしかに仕事に出てしまえば、ある程度、言い訳はできますよね。ただの飲み会であったとしても接待だと言えるし。家事をさぼりたいときはときどき急な接待が入ったと連絡したりもします」

カズノリさんは正直に言って笑った。ときにはどちらもさぼってもいいのではないだろうか。埃がたまるより、互いのストレスがたまるほうが精神衛生上よろしくないのだから。
 

妻がいないときだけ好きなことをする

常日頃から妻の機嫌を伺い、自分のやりたいことは妻がいないときに……

常日頃から妻の機嫌を伺い、自分のやりたいことは妻がいないときに……

そんなイマドキ夫たちにも、自分がやりたいことはある。自転車レースに出るのが趣味のケンタさん(46歳)は、夏休みと冬休みに妻が子供を連れて実家に帰るときを狙ってレース出場をする。ところがなかなかレース日程と妻の帰省が合わないことも。

「そんなときはレースには出ず、自転車で旅に出ます。仲間の中では夫婦でレース参加している人もいるし、男性がレースに出て、家族が旅行がてら来て応援してくれているなんていう家族もいるんですが、うちは無理。妻は僕の趣味にはまったく興味がないから」

妻は妻で、あるアイドルのファンでコンサートには出かける。そんなときはケンタさんが早く帰って子供たちの食事を作る。

「年に2回か3回のことなんだから、そのくらいやってよねと言われると反論できないんです。こちらからの要求はできないけど、妻の要求は聞かないといけないという雰囲気。僕が日頃できる息抜きといえば、家族が寝静まったあとジョギングするくらいでしょうか」

なぜ自分の要求は伝えられないのか。それは妻が不機嫌になるからだとケンタさんは即答した。

「結婚したころは、自分の時間が奪われるのがイヤで好きなことをしていたんですが、子供ができるとそうも言っていられない。それに女性は母親になると本当に強いですよね。いろいろなことを押し切られて、結局、僕は妻の機嫌をうかがうようになったんです。とにかくケンカしたくない、家庭内を悪い雰囲気にしたくない。その一心です」
 

「かすがい」である子供が巣立っていったらどうなるのか

将来、夫婦2人きりになったら……? 不安があるなら、一度よく考えたほうが

将来、夫婦2人きりになったら……? 不安があるなら、一度よく考えたほうが

子はかすがいと、昔の人たちは言った。イマドキ夫たちは家庭内を険悪にしたくないから、妻に従う。だが子供が巣立っていったらどうなるのか。

「今、それが不安なんですよね」

そう言うのはヨウジロウさん(58歳)だ。息子はすでに独立、下の娘も来春には就職して家を出る予定だという。

「今までは子供がいるからと、私もいろいろ我慢してきた。家庭最優先で仕事と両立してきたつもりです。子供が大きくなってからは、妻は友だちと好き勝手に旅行したりしていますが、私は旅行なんてしたこともない……。この先、夫婦だけになったとき、やっていけるのかなと不安を感じています」

我慢してきた自分が爆発するのではないか、妻と2人きりでは会話も続かないのではないか。さらに邪魔にされたらどうすればいいのか。そんな不安にさいなまれるくらいなら、今から2人で話し合ったらどうかと思うのだが、面と向かってそういう話し合いはできないと彼は言う。

家庭処世術に長けた夫たちも、このままでいいのか。もう一度考えたほうがいいのかもしれない。
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