スマホでも綺麗な写真は撮れる!上手なアイテム撮りのコツ

一眼レフを持っていなくても、ポイントを押さえればスマホでもきれいな写真は撮れます

一眼レフを持っていなくても、コツを押さえればスマホでも綺麗な写真は撮れる

INDEX
1.スマホで綺麗な写真を撮るには撮影場所が大事!
2.生活感ある背景はNG! 背景と小物の使い方
3.アイテムの反射や写り込みを避ける方法
4.写真が上手に見える構図3選! 日の丸・三分割・三角構図
5.画像加工におすすめのアプリ「fotor」

手軽に撮影できるスマホカメラの需要は今後益々増えるばかり。それに比例するように写真投稿アプリが流行るなど綺麗な写真への需要も高まっています。撮影の基本をおさえて、綺麗な写真を撮れるようになりませんか?    

普段からご自身でも撮影、スタイリングをするフードスタイリストのともながあきよさんに、スマホでも上手に撮影できるコツを教えてもらいました。

実は一眼レフなどのしっかりとしたカメラでも、スマホのカメラでも撮影の基本はほぼ同じ。つまり、綺麗な写真を撮影するには基本がとても大事と言う事です。

ここでご紹介する基本のコツを意識するだけで写真の仕上がりが良くなり、ブログやSNSでも注目度がアップしますので、ぜひ活用してくださいね。今回は自宅でアイテムを上手に撮影する方法をお伝えします。
 

1.スマホで綺麗な写真を撮るには撮影場所が大事!

アイテムを撮影するときは自然光の入る窓際で撮影

アイテムを撮影するときは自然光の入る窓際で撮影


部屋の中で撮影する場合はまずは撮影場所をキープしましょう。室内灯などの人工光を使用せず、自然光が入る窓のある部屋で撮影を行うのがおすすめです。また綺麗に撮影できる時間帯としては午前中がベストですが、太陽が出ている時間帯であればいつでも撮影は可能です。

撮影場所は窓の側が◎。 ただし、直射日光を避けるために白いレースのカーテンやトレーシングペーパーなどで窓を覆って、直射日光の強すぎる光を拡散さるようにすると、光が柔らかくなり撮影しやすくなります。

写真を上手に撮るためには光の方向の影響がとても大きくなります。光の方向には、逆光・サイド光・順光の3種類あり、撮影する対象物に合わせた最適の光を探しましょう。

■逆光
逆光では被写体の背面から光が当たり、アイテム撮影に向いています

逆光では被写体の背面から光が当たり、対象物の質感や立体感が分かりやすい

被写体の背面から来る光で、手前に影が落ちて暗くなります。後ろから光が当たることでアイテムの周りが明るくなり、ふわっと雰囲気良く撮影できる光の方向です。ただアイテムの手前が暗くなるので、手前の明るさをキープしながら撮影することがポイントです。

■サイド光

サイド光はアイテムの横から光が入る。アイテム撮影の場合は、逆光~サイド光の間で調整したい

サイド光はアイテムの横から光が入る。アイテム撮影の場合は、逆光~サイド光の間で調整したい

被写体の横から来る光で、反対側に影が落ちて暗くなり、自然に立体感が出せる光の方向です。 撮影する対象物にもよりますが、逆光からサイド光までの間で調整すると立体感がある綺麗な写真を撮影することができます。

■順光

順光では正面から光があたり明るい写真になるが、のっぺりとした写真になりがち

順光では正面から光があたり明るい写真になるが、のっぺりとした写真になりがち

被写体の正面からの光で全体的に明るくなり、背面が一番暗くなります。綺麗に見えますが、実がアイテム撮影にはあまり適していません! 

正面が明るくなるので良い!と思いがちですが、『クッキリ、ハッキリ』 とし過ぎていて被写体の立体感が出にくく、ボヤッとした印象に……。また、スマホでの撮影の場合は、自分の影やスマホの影が入りやすかったりと注意も必要になってきます。

2.生活感ある背景はNG! 背景と小物の使い方

被写体と関係のないもの、生活感があるものが写り込まない様に周りを整えましょう。雑多な感じが見えると「素敵」「かわいい」など伝えたい情報が伝わりにくくなります。

小物を入れて撮影したい場合は撮影したいシーンに合わせて小物をセレクトして画面に入れるようにすると、写真にストーリーが生まれます。また、アイテム撮影では被写体の下に敷く木の板やテーブルクロスを雰囲気に合わせて使うのもオススメです。白やグレー、パステルカラーなど薄めの色を中心に用意しておくといろいろな撮影に使う事ができますよ。
 

3.アイテムの反射や写り込みを避ける方法

被写体のしたにティッシュやコインなどを入れて、角度を調整すると反射を防げます

被写体のしたにティッシュやコインなどを入れて、角度を調整すると反射を防げる

対策をしないと、光が反射する(左),角度の調整をすることでツヤのあるパッケージでも反射せずに撮れる(右)

対策をしないと、光が反射する(左),角度の調整をすることでツヤのあるパッケージでも反射せずに撮れる(右)

被写体がツヤっとした表面のもので、光が反射したり自分が写り込んでしまう場合は、被写体の下にティッシュペーパーを畳んだものやコインなど“薄いもの”や“小さいもの”を挟んで被写体の高さや角度を調整すると反射が防げます。
 

4.写真が上手に見える構図3選! 日の丸・三分割・三角構図

構図とは「絵画・写真などで仕上がりの効果を配慮した画面の構成」の事で、カメラの画面の中にどの割合で被写体を配置するか?という事ですが、この画面の構成によって見る側の印象が大きく影響を受けます。

おしゃれに見える写真には必ずと言っていいほど、構図に気が配られていますので、意識しておきたいポイントです。また基本的なものをいくつか覚えておく事で、撮影する写真にバリエーションを出すこともできます。ちょっと写真がマンネリ……という時にも構図を意識してみると効果的です。

代表的な構図を3つご紹介します。

■日の丸構図
中心にメインの被写体がある、日の丸国旗のように見える構図です。
日の丸構図:主役の魅力をストレートに伝えるインパクトのある写真になる

一番見せたい部分(ここではミルクレープの断面)を中心に持ってきて撮影。お皿の丸さも強調されて、ミルクレープに視線が集まる

主役の被写体に目が行き、強いインパクトを与え、安定した写真になります。主役の魅力をストレートに伝えたい時に使え、また、丸い形をより強調してかわいい印象を強めます。
 
■三分割構図
上下・左右で三分割した線上や交点上に被写体を配置する構図です。

三分割構図:画面中に余白が生まれ、おしゃれに。被写体の説明や使い方などの説明には不向き

日の丸構図からお皿を右下に引っ張ってきて、反対側の左側に余白を空けて、三分割構図を作る。クロスも白く余白があるとすっきりとし過ぎてしまうので、マグカップを少しだけ画面に入れて調整

画面中に適度な余白ができ、画面全体を自然にバランスよく整えることができます。おしゃれに見せたい、雰囲気を大切にしたい時に使いやす構図です。

■三角構図
画面中に三角形を作るように、被写体などを配置した構図です。 

三角構図:画面上で三角を結ぶように配置。複数アイテムを入れて撮影したいときに便利

見せたいミルクレープの断面を手前において、ジャムやマグカップを後ろに配置して作った三角形構図です。後ろに置くアイテムは画面に全部入れないほうが主役がより引き立つ。このように足し算引き算をしながら構図を使って撮りたい写真を完成させる

撮影画面にアイテムを3点入れると安定し、見る側の視線を自然に誘導できます。また、小物をたくさん入れて撮影する時に三角形を意識して配置するとまとまりやすくなります。
 

5.画像加工におすすめのアプリ「fotor」

画像編集には無料アプリの「fotor」がおすすめ。基本的な画像加工機能が揃っている

画像編集には無料アプリの「fotor」がおすすめ。基本的な画像加工機能が揃っている

写真を撮影した後、画像を確認してみて「もう少し明るく撮れば……」「もう少し被写体をアップで見せたい……」などなど撮影してから気づく事、ありますよね! そんな時に画像加工の方法を知っているととても役に立ちますよ。

私は画像の加工にはアプリの「fotor」を使っていてます。
≫≫fotr App Store
≫≫fotor Google Play

覚えておきたいオススメの加工は“明るさ”“彩度”“色温度”“トリミング”の4つ。加工をやりすぎるとどんな写真なのかが伝わりづらくなるので、極力シンプルな加工を心掛けましょう。

明るさ:暗く仕上がってしまった写真を明るくすることができる
彩度(アプリ内では飽和):写真の中の色味を鮮やかにはっきりとさせる事ができる
色温度:写真の雰囲気を調整。色温度を上げると、全体的に黄色やオレンジっぽいと温かみが感じられ、色温度を下げるとだんだんと青っぽくなりシャープに。
トリミング:写真の不要な部分を切り取り、必要な部分を強調することができます。ただし、あまり切り取りしすぎると画像が粗くなってしまうので要注意

写真加工はあくまでも元の写真がある程度綺麗に撮影されていて効果を発揮するもの。基本はしっかりと綺麗に撮影する事が大切になりますが、この4つの加工を覚えておくと目指している綺麗な写真に近づくことができますので、ぜひ挑戦してくださいね。

■ともながあきよさん プロフィール

 
テレビや雑誌のフードスタイリングを手がけるほか、料理教室も開催と幅広く活躍

テレビや雑誌のフードスタイリングを手がけるほか、料理教室も開催と幅広く活躍


ともなが あきよ
フードスタイリスト。雑貨店やインテリアショップで食関係のイベントを数多く手掛けた後、フードスタイリングと料理を勉強し、料理家アシスタント、料理講師などを経て独立。All Aboutでは「簡単おしゃれな家ごはん ガイド」として活躍。Instagramはおしゃれでわかりやすいと好評。
Instagram:@everyday_fooodstyling_

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。