フロッシュはどんな洗剤? 成分・特徴・魅力とは
「フロッシュ」とは、カエルのマークがついたドイツ生まれのエコ洗剤シリーズ。特に、食器用洗剤は、スタイリッシュな見た目、環境や手肌への優しさ、汚れ落ちの良さが好評で、ガイドも愛用中です。その魅力や使い方のコツをお伝えします。■フロッシュは、ドイツ生まれのハウスケアブランド
フロッシュは、環境先進国ドイツで1980年代半ばに生まれたハウスケアブランドです。ドイツ語で「カエル」という意味の「フロッシュ」という名前には、環境の変化に敏感なカエルが生き生きと暮らせる環境を作りたい、という願いが込められています。
■フロッシュの製品は、環境に優しい
フロッシュの製品シリーズの一番の特徴は、製造から使用後まで環境負荷を少なくすることに、徹底的にこだわっている点です。原料には再生可能な植物由来の洗浄成分を使用。また、洗剤で洗った後は、自然界に存在する微生物によって、水と二酸化炭素にほぼ100%分解され、自然に還ります(詳しくはこちらへ)。
環境への優しさに加えてこだわっている点は、手肌へのやさしさ、汚れ落ちの良さ、買いやすい価格です。そうした取り組みが高く評価され、ヨーロッパで広く読まれている雑誌「リーダーズダイジェスト」が選ぶ「ドイツで最も信頼できるブランド」に、15年連続で選出されています(2016年現在)。
現在、日本ではフロッシュの食器用洗剤、住居用洗剤、掃除用洗剤が全国のスーパー、ドラッグストアやネット通販で販売されていますが、今回は、特に人気が高い食器用洗剤について詳しくご紹介します。
フロッシュの食器用洗剤は全6種類
フロッシュの食器用洗剤は全部で6種類。大きく2タイプに分けられます。■タイプ1:洗浄力強化タイプ
青い「重曹プラス」とオレンジ色の「ブラッドオレンジ」がこのタイプです。重曹や天然オレンジオイルを配合することで、油汚れを落としやすくしています。
■タイプ2:スタンダードタイプ
天然アロエヴェラエキス配合の「アロエヴェラ」、天然ザクロエキス配合の「ザクロ」、天然シトラスオイル配合の「シトラス」、最も手肌にやさしいパフュームフリー(無香料・無着色)の4種類がこちらのタイプです。
フロッシュの使い方は?
フロッシュのボトルに書かれた使い方は、2つです。1つは原液をスポンジに含ませてから食器を洗う方法。ガイドはずっとこの方法で洗ってきました。泡立ちが良いので、どんどん汚れが落ち、気持ち良いです。 もう1つは、食器をつけ置きにしてから洗う方法。水1リットルに対して0.6mlのフロッシュを入れて洗います。料理用の小さじ1杯は約5mlなので、かなり少量を桶にいれる感じです。ぬるま湯に入れて少し泡を立たせ、そこにしばらく食器をつけたあと、スポンジで軽くこすってみました。初めてやってみた方法ですが、大量の洗いものがあるときは、こちらのほうが一気にたくさん洗えそうです。フロッシュは6種類もあるけれど、それぞれの違いは?
6種類ある食器用洗剤の違いですが、「重曹プラス」と「ブラッドオレンジ」はスタンダードタイプの他の4種類とは大きく異なります。どちらも油汚れを落とす成分が入っているので、洗っている際、油汚れまでしっかり落ち、お皿に油が残っている感じはありません。スタンダードタイプは、そういった成分が入っていないので、油汚れを落とすのはちょっと苦手かな、という印象。その他の違いは香り以外には特に感じられませんでした。「香りが強いかな」感じる方もいらっしゃるかもしれないので、できれば実際に香りをチェックしたうえで、お気に入りの香りを選んでください。
なお、使い方の応用編を1つ。油汚れは重曹の粉でとれるので、先に重曹で油汚れをとってからスタンダードタイプを使う、という手もあります。
置いておくだけで絵になる見た目、環境と手肌への優しさ、汚れ落ちの良さ。三拍子そろった「フロッシュ」を、普段使いに、友人知人へのプレゼントに、ぜひ使ってみてください。