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韓国のエリアガイド

韓国のどの都市に遊びに行こう……そうお悩みの方に送る韓国のエリアガイド。主要観光地のソウル、釜山、慶州、済州島と、ガイドがセレクトしたその他のおすすめエリアをご紹介します。

松田 カノン

執筆者:松田 カノン

韓国ガイド

早分かり! 韓国のエリアガイド

韓国全図

韓国全図

日本から一番近い外国、韓国。場合によっては国内旅行より低予算で、2泊3日という短い期間でも十分「海外旅行」が楽しめる気軽さが魅力です。なんと年間220万人以上の日本人が訪韓しているほど人気なんですよ。

韓国は日本の約4分の1ほどの大きさで、国土は1つの特別市、6つの広域市、8つの道、1つの特別自治道に分かれています。観光客が訪れる町としては、圧倒的に首都のソウル特別市が多いのですが、実は地方も魅力いっぱい! 気候や食べ物などの特色も異なるので、旅をすればするほど多様な韓国の姿が見えてくるはずです。

今回は韓国の主要観光地であるソウル、釜山、慶州、済州島と、ガイドがセレクトしたその他のおすすめエリアをご紹介します。まだ行ったことのない都市、是非チェックしてください!
 

エキサイティングな首都ソウル

ソウルのシンボル“Nソウルタワー”。ソウルの街を一望できます。(c)韓国観光公社
ソウル特別広域市(以下ソウルと表記)は、韓国を訪れる外国人が最もよく訪れる韓国の首都。韓国の総人口は約4,850万人ですが、その約5分の1がソウル市民で、首都圏居住者およびソウルに生活圏を持つ人々を合わせれば、人口の半分近くがソウルを中心に暮らしている超人口過密都市です。そのため、どこに行っても人や車が多いのは東京とよく似ているかもしれません。

ソウルの魅力は、ハイセンスなファッションビルが立ち並ぶ近代的な大都市でありながら、庶民的な市場や昔ながらの伝統漂う風景とも出会えるところ。新しいショップが次々と誕生する賑やかな明洞(ミョンドン)、アーティスティックな弘大、三清洞や北村韓屋村など韓国伝統家屋が美しく並ぶ町並みなど、各エリアごとにそれぞれ違った顔があるから面白い!
 
瓦屋根と木造の韓国伝統家屋が並ぶ三清洞や北村韓屋村。ゆっくり散策してみたいエリアです。(c)韓国観光公社
しかも、朝から夜更けまでしっかり遊べるのも魅力です。例えば、昼間はおしゃれなブティックが並ぶファッションストリートでショッピングをしたり、郷愁覚える庶民的な市場や王宮巡りなどを。夜はギャンブラー気分でカジノを楽しんだり、ソウルのおしゃれピープルが集うバーやクラブなどで過ごしたり。まる1日遊んでもまだ足りないほどです。

また、ソウルは交通の便がとても良く、有名観光地のほとんどへ地下鉄かバスで行くことができます。タクシーも基本料金が日本より安いので気軽に利用することができます。エキサイティングなソウルを思いっきり満喫してください!
 

韓国一の港町、釜山

釜山の高級リゾート地、海雲台。白砂が美しい海雲台ビーチが人気です。(c)韓国観光公社
韓国第二の都市、釜山。アジア有数の港町としても知られています。日本の福岡とは約200キロの距離にあり、韓国の主要都市の中では日本と最も近い都市です。ソウルに次いで人気の観光地であるだけに見所はたくさん。韓国最大規模を誇る魚市場“チャガルチ市場”、「無い物はない」と言われる“国際市場”など、活気溢れる市場の光景は見るだけで楽しいもの。どちらも釜山人気の観光ズポットなので必見です。

また、釜山と言えば何と言っても潮風心地いいビーチが最高! “海雲台ビーチ”と“広安里ビーチ”は、7月、8月の夏場は海水浴客で大賑わい。シーズン以外の季節でも、海辺の散歩はとても気持ちいいですよ。夕方からは、釜山の夜景が満喫できるクルージングはいかがでしょう。ディナーを楽しみながら船上でゆっくり過ごすのも素敵です。
 
魚市場で食べる刺身はとても新鮮です。
釜山は食べ物が美味しい地域でもあります。特に海産物が美味しいことでも有名で、ソウルからわざわざ釜山まで刺身を食べに行く人達もいるほど。ジャガルチ市場では新鮮な刺身を食べてみてください! また、かつて王様に献上していたふんわりトロリとしたチジミ“東?パジョン”も美味。釜山以外ではなかなか食べることができないので是非味わってみて!

さて、毎年秋には釜山国際映画祭の舞台となるのもこの釜山。世界中から多くの映画ファンが訪れるこの期間は、海雲台ビーチやPIFF広場など、釜山のあちこちが会場となり町はお祭りモード。映画祭のある10月に韓国旅行の計画があるなら、迷わず釜山に行ってください!
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