全州で韓国一美味しいビビンバを食べよう!

全州ビビンバは無形文化財に指定されています。(c)全州市観光課
全州(チョンジュ)は、全羅北道の中部にある都市で、ソウルからバスで約3時間、釜山からも約3時間半の距離。韓国の食どころとしても有名で、特にビビンバはここ全州が発祥の地だと言われています。全州ビビンバの材料は、全州がある湖南平野の豊かな土壌で生産されるお米と野菜。素材の味が染みこんだ全州ビビンバは絶品です! また、「机の脚が折れる!」なんて形容されるほどたくさんの料理が出される韓定食やコンナムルクッパ(もやしの汁かけご飯)も必食! 他のどの地域で食べるよりも確実に美味しいですよ。

100パーセント天然岩盤水で作られる全州マッコリ(どぶろく)もグッド。市内にはマッコリタウンが4箇所もあり、美味しいつまみとマッコリを楽しめる店が連なっています。マッコリが入ったやかん1つに対し、テーブルがいっぱいになるほどのつまみが出てくるのも人気の秘密。しかも1万5千~2万ウォン前後でたっぷり飲んで食べることができるのは、ソウルではとても考えられないことです。特に三川洞マッコリタウンは一番規模が大きく賑やかなので是非行ってみてください。
 
まるでタイムトリップしたかのよう! 思わずシャッターを切りたくなる風景が詰まっています。(c)全州市観光課
全州のもう一つの魅力は全州市の東南部にある韓屋村(ハノクマウル)。700棟以上の伝統家屋が密集しており、その伝統美と風流さに魅了されます。韓屋の一軒一軒が博物館や全州で作られた工芸品を販売する土産物屋、宿として利用されているほか、韓国を代表する工芸家たちがここに工房を構え、作品作りにいそしんでいます。中には韓紙工芸や木工芸などを体験できる工房もあるので挑戦してみるのも楽しいですよ。また、全州は朝鮮王朝の発祥地でもあります。韓屋村の一角には朝鮮最後の皇孫が現在も実際に暮らしている家があり、宮中伝統茶礼などを体験できるほか、宿泊することもできます。
 

生きた民俗村、安東

河回村は重要民俗資料に指定された村。両班と儒教文化を垣間見ることができます。(c)安東祝祭観光組織委員会
慶尚北道の中部にある安東(アンドン)は、朝鮮王朝時代の支配階級であった両班(ヤンバン)たちの文化に接することができる町です。ソウルからも釜山からもバスでは約3時間ほどです。安東の見所は、何と言っても河回村(ハフェマウル)という朝鮮時代の集落が残る村。韓国には同姓一族が集まって暮らす同姓村が多くありますが、中でも朝鮮時代、有名な儒学者を輩出した豊山柳氏の一族が暮らすこの村は有名です。朝鮮時代の家屋や文化が昔と変わらない姿で保存されている貴重なこの村を見学するため、1999年にはイギリスのエリザベス女王も訪問しているんですよ!
 
村内には石壁に藁葺き屋根の民家、瓦屋根の伝統韓屋などが、昔と変わらない姿で残っています。(c)安東祝祭観光組織委員会
この村の人口の約7割を豊山柳氏の一族が占めるため、名字が“柳(リュ)”の人たちばかりが暮らします。韓流スター、リュ・シウォンさんの本家もこの村にあります。瓦屋根が立派な伝統的な両班家屋や藁葺き屋根の民家などが、昔と変わらない姿で残っているだけでも驚きですが、現在でもなんと約300人がこの村で実際に暮らしているんですよ。安東に行ったら、市内中心部で宿を取らず、是非このハフェマウルで伝統家屋に宿泊してみてください。また、韓国伝統の祭祀料理であるホッチェサパプや鶏の煮込み料理、安東チムダクなど、郷土料理も美味しいですよ。

毎年9月の最終金曜日から10日間は、安東市内やハフェマウルで仮面フェスティバルが行われます。ハフェマウルは両班と呼ばれる朝鮮時代の貴族を模した仮面や農民の仮面などをかぶり、物語を演じながら踊る仮面劇や、劇に使用する仮面作りでも有名です。安東に行くなら、このフェスティバルが行われる時期に合わせて行くととても面白いですよ。
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