貧乏を抜け出すには「住む場所」が大切?

ハーバード大学の研究(1)によると、貧乏を抜け出すには「住む場所」が大切だということが分かりました。

ぼくらは普段、住む場所のことを考えません。よほど引っ越しを考えている人でもない限り、「東京都に住もうかなぁ?」とか、「いやいや、それとも神奈川かなぁ?」とか、そんなことを、毎日毎日考えている人は、なかなかいないでしょう。

ですが、もしあなたが本気で「お金持ちになりたい!」と考えているのであれば、住む場所については、真剣に考えるべきでしょう。このとき、最も確実にお金持ちになりたいのであれば、「収入が高い都道府県」かつ「物価が安い都道府県」に住むのが最善です。

結論から言いましょう。現時点で、日本で最もコスパの高い都道府県は「愛知県」かもしれません。なぜ、そう思ったのか? これから、詳しくご説明しましょう。
 

日本で、収入の高い都道府県TOP10

まずは、日本で収入の高い都道府県を調べました。厚生労働省の調査(2)によると、日本で収入の高い都道府県は、以下の通りでした。
コスパの高い都道府県(令和2年時点)

コスパの高い都道府県(令和2年時点)

このグラフを見る限り、東京や神奈川、大阪、愛知など、都市部の年収が高いですね。想像通りといえば想像通りの結果です。データとしてみても、「仕事探しのために、都市へ移住する」というのは、効果的な方法だといえるでしょう。
 

日本で、物価の安い都道府県TOP10

次に、日本で物価の安い都道府県から調べました。総務省の調査(3)によると、日本で物価の安い都道府県は、以下の通りでした。
コスパの高い都道府県(令和元年時点)

コスパの高い都道府県(令和元年時点)


このグラフを見ると、今度は都市部以外の地域で物価が安いことが分かります。最も物価が安いのは宮崎県ですね。トップ3の宮崎、鹿児島、群馬は、いずれも物価が安いようです。ですから、こういった地域に住むことで、出費を抑えることができるでしょう。
 

まとめ

これで、「収入が高い都道府県」と「物価が安い都道府県」の両方がそろいました。2つのランキング上位にランクインした都道府県は、愛知県だけでした少なくとも現時点では、愛知県に住むことで、お金を貯めやすいといえるでしょう。

あなたが本当に「お金」を手に入れたいのであれば、住む場所は収入に多大な影響を与えます。「お金がないと不幸になる」なんて論文(4)もあるくらいです。だから、幸せな暮らしを求めている人は、一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
(1)論文:Raj Chetty, Nathaniel Hendren, Patrick Kline, and Emmanuel Saez, 2014, “Where is the Land of Opportunity? The Geography of Intergenerational Mobility in the United States”
(2)調査:厚生労働省, 2021, “令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況”
(3)調査:総務省, 2020, “小売物価統計調査―令和元年結果―”
(4)論文:Kostadin Kushlev, Elizabeth W. Dunn, and Richard E. Lucas, 2015, “Higher Income Is Associated With Less Daily Sadness but not More Daily Happiness”, Social Psychological and Personality Science, 6(5)m pp. 483-489

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