10万円で買える割安に放置されている優良株3選!

今回ご紹介する3銘柄はどれも業績見通しが良く、株価に割安感のある銘柄です。10万円以下で購入出来ますので、初心者の皆様でも手がけやすい点でも魅力的です

今回ご紹介する3銘柄はどれも業績見通しが良く、株価に割安感のある銘柄です。10万円以下で購入出来ますので、初心者の皆様でも手がけやすい点でも魅力的です

貿易戦争懸念により上値の重い展開が続く日本の株式市場ですが、こういう時こそ割安で優良な銘柄の購入を検討したいもの。そこで今回は初心者向けの10万円以下で購入出来る、業績に妙味があって株価に割安感のある株を3つご紹介したいと思います。

<INDEX>
1、現金配当+株主優待の利回りが9.6%を越える割安株、ブロードリーフ(<3673>東証一部)
2、PERは9.9倍、PBRは0.7倍、配当利回りは3%と割安優良銘柄のポイントを押さえる東京産業(<8070>東証一部)
3、株価は底固めか。長期目線で将来性に期待できる割安銘柄、タツタ電線(<5809>東証一部)

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特定分野で大きなシェアをつかんでいる上、参入障壁が高く、立ち位置もよいブロードリーフ(<3673>東証一部)

2018年7月4日株価 638円
最低購入単価:6万3800円
予想PER 29.7倍 
実績PBR 2.86倍
現金配当予想利回り 1.7%


同社は自動車アフターマーケット業界向けを中心に、自社開発の業務アプリケーションやネットワークサービスを提供しているソフトウェア・ITサービス会社です。具体的には顧客・在庫管理、見積もりなどの書類作成といった業務アプリケーションを提供するほか、顧客をネットワーク化することで受発注業務の電子化を実現するなど、自動車アフターマーケット企業の業務効率改善やコスト削減に貢献するサービスを提供しています。

自動車アフターマーケット市場は、カー用品、自動車整備、補修部品、部品および自動車のリサイクル、中古車市場に広がり、修理工場から部品関連商社、リサイクル業者、ガソリンスタンドなどがあります。同社の顧客数はそれらの幅広いセクターに約2万5000社ほどとなっており、ざっくりとしたシェアは約12%ほど。中でもガラス商社は60~70%ほど、部品商社は70%ほど、リサイクル業者は50%ほど、整備工場が15%ほどと高いシェアを誇ります。

同社の強みは1983年という早期からこれらの業界にシステムを提供しており、業界基準とも言うべき立場を確立している点です。たとえば、同社が扱う車の車種は48万車種ほど、自動車部品は4億6000万種類ほどがあります。これらは多数のメーカーより発売されていて品番などもメーカーによって多種多様で、在庫管理などが非常に難しいのです。ところが、同社は独自にBLコードというという統一コードを作っており、これが業界標準となり、仮にこれから他社が同じようなコード体系を作ろうとしても、非常に困難で、これが高い参入障壁となっています。

また、同社のシステムを利用している自動車整備工場に、車検などで過去2年間に持ち込まれた車の台数は1682万台です。日本国内の自動車台数は6140万台ですので4台に1台の車は同社のシステムを利用する整備工場で整備を行っています。そして同社には修理履歴などのビッグデータが蓄積されていくのです(たとえば、この年式のこの車種は、いつの時点でこの部品に故障が出やすいといったようなもの)。このデータを活用した新事業での成長機会も生まれています。

既に特定分野で大きなシェアをつかんでいる上、参入障壁が高くて立ち位置もよく、今後はこのデータを活用した新事業での 成長機会も生まれていく、という意味で面白い銘柄と思えます。

今期には営業活動によってキャッシュフローを十分生み出しており、投資活動も活発。また有利子負債の返済も進んでおり、経営が安定している上、成長性が高まっていることが確認できます。

18年3月末時点の財務内容は健全です。自己資本比率は71.6%となっており、約9億の有利子負債を約44億円の現金等でカバーできる実質無借金経営です。

なお、2018年8月3日に2018年12月期の株主優待の内容が発表されました。500株以上で5000円分のオリジナルクオカードなどとなっています。株主優待の内容変更の理由は2018 年 4 月 1 日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施したことなどがあります。500株を購入した場合の予想現金配当(1株あたり11円)と優待相当金額5000円を含めた利回りは3.3%となります(株価638円で計算)。事業内容を考えると魅力的に見えますが、どうでしょうか?
 

PERは9.9倍、PBRは0.7倍、配当利回りは3%と割安優良銘柄のポイントを押さえる東京産業(<8070>東証一部)

2018年7月4日株価 586円
最低購入単価:5万8600円
予想PER 9.9倍 
実績PBR 0.69倍
現金配当予想利回り 3.1%


三菱系の機械総合商社で、電力設備や化学プラント、工作・加工機械などを手掛ける機械総合商社です。三菱日立パワーシステムズ製品を主力製品として展開しており、売上の5割を電力関連事業が構成しています。
火力から太陽光やバイオマス発電などの再生可能エネルギーまで幅広いエネルギーを取り扱っていることで、ビジネスの幅を広げていることは同社の特徴です。

こうした強みをより強くするための投資も行っており、直近では、ガス火力発電所発電機附帯設備 設計・製造を行うアイ・エー・エッチを買収し、取扱製品の多様化による顧客層拡大を見込んでいます。また、経済成長著しい新興国のインフラ整備需要も捉えるべく、ベトナムに子会社を設立し、ビジネス機会を海外にも拡張しています。

また柱の電力以外にも自動車向け工作機械向け拠点を設置するなど拡大市場の需要獲得にも積極的。今後、IoTやロボット活用など製造業の技術革新やスマートファクトリーに関連するビジネスで成長を目指しています。

今後の見通しとして、18年3期の成約残高は前期の1.5倍となる1165億7200万円となっており、豊富な残高をベースとした伸びが期待できると思います。

また、19年3月期期は創業70周年記念配(3円)が剥落するものの、それでも配当利回りは3%あります。予想PERは9.9倍、実績PBRは0.69倍と株価には割安感。内容が良いのに割安な、投資妙味がある銘柄といえます。
 

株価は底固めか。長期目線で将来性に期待できる割安銘柄、タツタ電線(<5809>東証一部)

2018年7月4日株価 550円
最低購入単価:5万5000円
予想PER 11.0倍 
実績PBR 0.82倍
現金配当予想利回り 2.9%


1945年創業の電線ケーブルメーカーで、40年来の電線技術を応用して開発した「導電性ペースト」を礎に、パソコンや携帯電話など非電線事業へ事業領域を広げながら成長を遂げた企業です。現在では、祖業の電線に加え、導電性ペーストや電磁波シールドフィルム、産業ロボット用電線、高層ビル向けの漏水検知システムなどを展開しています。

特に近年成長に貢献しているのが、電子材料分野。中でも「電磁波シールドフィルム」は、半導体パッケージ構成部材として大手メーカーの多くの機種に採用され、世界8割強のシェアを誇ります。

スマホ向け製品で高成長を遂げた同社ですが、スマホ普及の一巡感やiPhoneの高価格設定による需要減速を背景としたスマホ向け製品需要の鈍化が業績悪化懸念を引き起こしました。ですが、同社製電子材料はあらゆる電子機器に使われる性質を持っていることから、スマホの高機能化や高周波対策に加え、中長期目線で見ると、電気自動車や産業ロボット、医療機器という成長分野での需要を狙っていけるかと思います。

足元ではすでに次なる収益柱が用意されていること、そして徐々に今期からの収益化が見込まれている点も、評価されるべきだと思います。投資家は、スマホ新型特需だけで業績を伸ばす、という経営をやっているわけではないことを認識すべきで、収益化が確認されれば株価の支援材料となってくると思います。株価は長らく底を這っている状態ですが、この株は長い目で見てもいいかと思います。

参考:日本株しっかりサポートナビ

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