貿易摩擦懸念で調整する日本株は優良株の買い好機か!?
米中の貿易摩擦懸念や中国株の調整などで日本株は大きく調整しています。しかし、そのような時こそ優良銘柄の仕込みどころと思います。今こそ、最新版日本株ベストバイ50銘柄を銘柄選びの参考にして頂ければと思います。このベストバイ50銘柄は業績予想伸び率、ROE、株価推移、業績予想を出しているアナリスト数などから、ファンダメンタルのトップ銘柄を選出したものです。上位50銘柄を発表していますが、実際にはアナリストのフォローがついている600銘柄ほどの全てのランキングを出してします。
毎月月末のデータを利用してランキングを作成していますが、上位50銘柄の成績は圧倒的です。以下は2018年の各月のランキング表の順位別の月間騰落率ですが、ここまで4月のみトップ50銘柄がワーストパフォーマンスとなったものの、その他の月は全てベストパフォーマンスとなっております。2018年6月も日本株が全体的に冴えないパフォーマンスでしたが、それでも全体の中でトップ50が最も良い成績でした。
18年7月度最新版の日本株ベストバイ50銘柄
そこで今回は、2018年6月末時点の数値で算出した日本株ベストバイ50銘柄7月度最新版を特別に公開したいと思います。前述のように、日経平均が伸び悩む中でも、上位銘柄は好調な成績を遂げております。米中貿易摩擦への懸念が膨らんで株価が調整しているところですが、トランプ大統領は11月の中間選挙の前に実績を作り、票固めを行う必要があります。スケジュール感からすると9月ぐらいまでには中国と何らかの形で折り合いをつけて実績を出す必要があるでしょう。また、中国としても経済状況がおかしくなってくれば政権の存続を揺るがしかねないことなりますので、どこかで折り合いを付ける必要がありますし、そもそも米国は中国の製品を年間約5000億ドルも輸入している一方、中国は米国製品を1300億ドル程度しか輸入していませんので、報復関税合戦を続けても中国は限界がありますし、米国は中国にとって良いお客様ですからどこかで折り合いを付けたいはずです。
以上を考えると毎年のアノマリー通り、5~10月の株価の弱い6ヶ月は調整基調の株価推移が続きそうですが、逆にこの賞味期限付きのニュースで株価が下落したところは優良銘柄の仕込みどころと言えそうです。米国の中間選挙後は米国のクリスマス商戦の活況を背景に株価は大きく跳ね上がっていくのではないかと見ており、そうなればトップ50銘柄のようなファンダメンタルの良い銘柄は特に大きく上昇するのではないかと思います。
参考:日本株通信
※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。