底値を把握しておく
最も基本となるのが食材の底値を把握しておくことです。まずはいつも買い物をするスーパーへ行って、商品価格のチェックから始めましょう。多くのスーパーでは曜日ごとに安い商品が設定されていたり、割引価格で販売する日が設定されています。2~3カ月に1回の割合で大幅な値引きのあるセール等が開催されますので、これらの日がいつなのかを把握することが大切です。
底値を把握するためには、食品ごとの記録をつけておくことです。何曜日にいくらなのか、特別なセールのときにはいくらなのかを記録し、最安値を見つけ出して下さいね。
商品の仕入れはスーパー毎に違っていますので、食材の得意・不得意があります。1軒のスーパーに限らず、近所にある2~3軒のスーパーの底値を把握することをお勧めします。
底値買いの調査では、新たな食材を発見したり新しいメーカーを発掘する楽しみもあります。価格は、くれぐれも同じメーカーの同じ容量のもので記録して下さいね。
在庫を管理する
特に調味料の場合、使いたいときに切らしてしまい、慌てて買いに走るという話をよく耳にします。多くの人が調味料は1キロや1リットルなどのタイプのものを購入し、そこから使う分を小瓶等に移して使っています。在庫を切らさないためにも、小瓶等に移し切ったときには新たに調味料を購入するようにしておきましょう。底値は無理かもしれませんが、急きょ買いに走るよりは割安に購入できる筈です。在庫の確認は実際に目で見て確認することが大切ですが、キッチンや家計簿にストック表を作っておき、在庫が切れたら早めに購入する習慣を身につけましょう。底値表も一緒に管理しておけば、安値の日を選んで購入できますよ。
限界価格や購入する日を決めておこう
食材のなかには、ウナギや牡蠣やマンゴー等、いわゆる高級と言われる食材があります。このような食材の場合、値段は下がりにくく高額のままなのですが、季節の食材であれば、旬のタイミングで食べておきたい食材でもあります。元々高額な食材の場合、いくらまでなら購入するのか、予め予算を立てておくことをお勧めします。旬の食材の場合には、必ずセールする日がありますので、セール日以外は購入しないというルールを決めておくのも良いでしょう。
今回掲げた3つのポイントはすぐに実践できることばかりです。底値買いなどはゲーム感覚でもできますので、今すぐチャレンジしてみて下さい。